神無月十日。先輩を見つめながら１５６番弾けて３輪咲いて

寒露に咲いたパープル５輪は

夜通し咲いて

翌朝、８時過ぎに

後輩が弾けるのを見届けて水面に浮かんで

 

先輩５輪を見届けた後輩１５２番と１５３番

花びらに特徴あったりしつつ午後にキレイに咲いて

先輩を見習って夜通し咲いて

 

翌日、元気に朝をむかえて

 

そんな先輩を見つめながら

つぎの

後輩１５４番、１５５番も弾けて

 

お昼ごろ先輩の隣で咲いた１５４番

 

後ろに見える１５５番も花びら開いて

 

 

夜通し咲いた１５２番はそろそろ店じまいかしらと

 

ずっと後ろにいて気がつかなかった蕾

１５６番も弾けて

 

空が青くなったころ

 

１５２番が項垂れて

髭じいも見上げて

 

箱庭に蝶々が飛んできたりしているうちに

髭じいの頭上の葉っぱの上に散って

 

箱庭にお日さまの気持ちが届くまで

踏ん張って咲いてくれてありがとう

 

青い空と白い雲を映す水面に浮かべて