♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

JULIE IN CONCERT ’85 架空の歌劇(オペラ)PARTⅠその7

2020年05月29日 15時01分11秒 | ☆JULIE写真館

ステージ衣裳のJulieのページをめくったら

2枚の写真

1枚目はロンドンから帰国する新メンバーをむかえに行ったJulie

 

写真を囲む文字を抜粋して時間を巻き戻すことに

 

7月9、10、11日の新宿・厚生年金会館

26、27日の大阪フェスティバル・ホールを

大成功のうちに終えたジュリー。

歌手として彼の姿を見ることができたのは

昨年大みそかのNHK紅白歌合戦以来、

半年ぶりということになる。

昭和41年グループ・サウンズ「ザ・タイガース」を結成。

翌42年「僕のマリーで」デビューして以来、

18年間、常に”一等賞”を目指して走り続けてきた彼。

その間のライバルとしてテンプターズがいたし

 

・・・・一部除いて・・・・

 

アイドル歌手と同じサイクルで次々に新曲を発表し、

その都度新しいファッションでファンの度肝をぬき、

またうれしがらせもした。

そんな彼が昨年「アマポーラ」を出して以来、

ふっと歌手としての消息を断ってしまった。

この間、むしろ休養していたわけでなく

松竹映画「カポネ大いに泣く」に出演もし、

先ごろカンヌ映画祭で特別芸術貢献賞を受賞した

「MISHIMA」(日本公開未定)にも出演した。

 

・・・・一部除いて・・・・

 

そのジュリーが長年所属した渡辺プロから独立し

CO-COLOという事務所を設立し

レコード会社も東芝EMIに移籍した。

これは、ひとことで言えば、ジュリーのチャレンジ精神が

そうさせたということだ。

過去に拘泥しないで、

いつも”今”と”明日”をみつめてきた彼だからこそ、

そういう必要があったというふうに受けとりたい。

慣れきった状況を廃したい、

ぬるま湯から脱したいというのが本音だ。

従って、この再出発にあたっては、スタッフを一新し、

綿密なプロジェクトを組んだ。

今回のコンサートでも、バック・バンドをガラリと変えた。

今迄のバンド「エキゾチクス」からは上原ユタカだけが残り、

ロンドンからクマ原田、ゴドフリー・ウォンのふたりを迎え、

さらに電気バイオリンの金子飛鳥、チト河内、石間秀樹、ペッカー

というそうそうたるメンバーで新バンド「CO-COLO」を結成した。

そして8月8日、新曲「灰とダイヤモンド」を発表、

9月21日には新アルバム「架空のオペラ」を出すことも決定している。

この「灰とダイヤモンド」の作詞・作曲は李花幻。

実はこれジュリーのペンネームである。

しばらくの間、ヒットもなくレコードも売れなかった状況を

灰にたとえるならば、時がくれば必ず再び輝きだすのが

ダイヤモンドといえるはないのだろうか。

このタイトルには、

そういう意味がこめられているような気がしてならない。

・・・・一部除く・・・・


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