「紫電77」ってご存じでしょうか?
こちらをご覧の私と同年配の方なら子供の頃に見たことあるなぁと思われることでしょう。
当時のクルマ雑誌で紫電を見た私は「日本にこんなレーシングカーがあるなんて!」と興奮して
紫電のプラモデルを探し回ったものですw
70年代に富士スピードウェイで行われていた富士GCシリーズというレース用に開発されたマシンで
デザインはムーンクラフトの由良拓也氏です。
富士の最高速重視に特化したボディは流線型でロングテールと流麗なラインが魅力です。
またGCマシンにあっては珍しいクローズドボディというのも私のツボでした。
白ベースに淡い紫というカラーリングに何となく日本的に感じがしたのとスポンサーの「伊太利屋」という
今思えば族っぽい当て字ロゴにもしびれてましたw
この「伊太利屋」がアパレルのブランドだったということを知るのは大分後になってのことでした。
このロングテールとボリューム感のあるボディラインがステキです♪
レーシングカーとしての成績は新型車の宿命か、色々な問題が発生しドライバーの高原敬武氏にも見捨てられ
てしまいます。
紫電は翌年にオープンボディ、ショートテイルとなり、エンジンもBMWからマツダのRE13Bを搭載し再起を
図りますが、富士500マイルレースの事故で燃えてしまい生涯を閉じてしまいました。
レーシングマシンとしては全く良いとこはない紫電77ですが、こんな素晴らしいデザインのレーシングカーが
あったことは私にとって良い思い出です。
「美しいクルマは速い」という法則があればわかりやすいと思いますが、殊レーシングカーはそうもいきませんねぇ。
およよさんも紫電お持ちでしたか!
エブロの1/43は紫電の特徴を良く表していて良いですね。
確かにルーフにアンテナがあれば虫に見えないことないですね♪
エブロの1/43ですか?僕も発売時に飛びつきました(笑)。
レプリカが製作されている所からも未だに人気なんだと思い知らされますね。
でも、何故か紫電を見ると「カマドウマ」を思い出します(笑)。