充電不要の活動量計とは?マザーブレスレットの仕組みやメリットか解説 | スマートホーム(スマートハウス)情報サイト | iedge
活動量計は健康を管理する人に人気のアイテムです。特にマザーブレスレットは、充電不要で24時間365日着用可能の活動量計です。医療や介護分野でも活用できると期待されています。2020年にラスベガスで開催された、世界最大級のエレクトロニクス技術見本市「CES2020」では大反響を呼びました。本記事では、期待のマザーブレスレットの特徴や、メリット・デメリットを詳しく紹介します。 マザーブレスレット(MOTHER Bracelet)とは マザーブレスレットとは、Matrix社(米国/シリコンバレー)の特許技術を搭載した活動量計です。歩数、心拍数、活動量、体表温、睡眠量、5つの情報を常時計測し、身につける人の生活習慣や健康状態をチェックできます。キヤノン電子と三栄電子の2社による国内製造。価格は、一般販売予定価格44,000円(税込)です。カラーはブラックとホワイトの2色で展開されています。 マザーブレスレットの機能・特徴 マザーブレスレットにおける最大の特徴は、先述の通り24時間365日充電不要であることです。そのほか、どのような特徴や機能があるか、詳しく紹介します。 充電が不要 マザーブレスレットのエネルギー源は、着用者の体温と太陽光で充電できます。つけているだけで自己発電するため、腕から外する手間や、電池交換する手間がいりません。以下で、充電が不要になる仕組みを詳しく解説します。 温度差発電技術 マザーブレスレットは、ブレスレットをつけた肌の体温と外気とのギャップ(ゼーベック効果)で発電する「温度差発電技術」を搭載しています。温度差発電技術とは、熱エネルギーを電力として出力する技術です。 ソーラーパネル搭載 夏場は体温と外気温との温度差が小さくなるため、十分な発電量を確保することが難しくなります。そのため、温度差発電技術に加え、表面にはソーラーパネルも搭載しました。夏場は強い日差しを活用した太陽光発電で充電切れの心配はありません。一方、冬場は昼間が短い分、太陽光の発電量は減少します。しかし、体温と冬の寒い外気温との温度差を確保しやすいため、温度差発電で充電が切れる心配もありません。 専用スマホアプリでデータ管理