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全国選抜シャンチー(中国象棋)トーナメント研修会開催

2012-06-11 | ニュース
全国選抜シャンチー(中国象棋)トーナメント研修会

今年の“日中学院倉石記念杯”全国選抜トーナメントは、7月15日・16日、東京・目黒区民センターで開催されますが、6月10日、その研修会が行われました。

全国選抜トーナメントは、毎年、布局のテーマが決められています。今年のテーマは「起馬対挺卒」。馬二進三、卒3進1で始まる布局で、中国の全国レベルの大会、国際試合ともにそれほど多く見られませんが、「非中炮系」の布局として、シャンチープレーヤーが知っておかなくてはならない布局の一つです。

全国選抜トーナメントは、出場者が統一テーマの布局を研究して本番に臨みます。研修会は、自分の研究成果をライバルと比較し、自分の研究の足りないところはどこか(あるいは全部足りない?)を知ることができる、いわば本番前の模擬試験のようなものです。日本シャンチー協会では、本番前に3回の研修会の機会を用意しており、この日はその2回目でした。

この日の研修会には、選抜トーナメント出場予定者19名のうち15名が参加、本番と同じ持ち時間(30分+1手30秒加算のフィッシャーモード)で4ラウンドの対局が行われたほか、A級上位者によるB級プレーヤーに対する指導対局も行われました。

全国選抜トーナメントの出場予定者は、ほぼ全員が2012-13年国際競技大会派遣選考予備登録選手であるところから、出場予定者に対し、協会から「今日も陸上のオリンピック代表選考が行われています。国際大会を目指すスポーツ選手の練習時間が、1日1時間ということはありえません」と発破がかけられました。次回研修会は7月1日に行われることになっています。


全国選抜トーナメント研修会

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