シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

シャンチー(象棋)に関するニュースを(一社)全日本シャンチー連合会がお届けします。

板橋日本選手団長がシャンチー(中国象棋)会場を視察

2009-11-04 | ニュース
第3回アジアインドアゲームズは、10月30日から、ベトナムのハノイ、ホーチミン等の各地で開催されていますが、11月3日、ハロンで始まったシャンチー(中国象棋)競技の会場(ハロンパールホテル)を、板橋一太日本選手団長(日本オリンピック委員会常務理事)が視察に訪れました。

板橋団長はハノイを午前6時半に出発、4時間の道のりをかけてシャンチーの会場であるハロンパールホテルを訪れました。会場では林関浩アジアシャンチー連合会秘書長(シンガポール)と面談、林秘書長は「アジアのシャンチー界において日本シャンチー協会は大きな役割を果たしてきた。来年、広州(中国)で開催されるアジア競技大会に、日本からもぜひシャンチーの選手団を派遣してほしい」と要請がありました。板橋団長は「これからもシャンチーが日本、アジア地域でますます発展するよう希望しています」と述べられました。

「シャンチーを見るのは初めて」という板橋団長は、山田事務局長からマグネットのシャンチーセットを使ってルールの説明を受けると、すぐにこの日始まった団体戦を観戦されました。所司和晴選手のゲームを見て「相手の馬が一つ自陣に入っているだけなのに、どうして所司選手はあんなに長考しているのですか」と質問、事務局長が「後ろに控えている炮が自陣をうかがっているので、その対応を考えているのです」と答えるなど、実戦に踏み込んだ応答もありました。板橋団長が会場を離れる際には、説明に使用したマグネットシャンチーが山田事務局長から手渡されました。

シャンチーはいよいよ11月3日、団体戦が幕を開けました。参加チームは、前夜の監督会議の際には、中国、中国香港、中国マカオ、ベトナム、日本の5チームでしたが、深夜にカンボジアチームが到着、6チームとなりました。

日本の第1ラウンドの相手は世界№2の開催国ベトナム。地元とあってテレビカメラが日本-ベトナム戦に集中しました。結果は日本の3敗でした。

◆3日の結果
ベトナム3-0日本
中国2.5-0.5中国マカオ
香港3-0カンボジア


所司選手のゲームを観戦する板橋日本選手団長(中央)


開会式で花束と記念のフラッグを受け取る


試合会場

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