シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

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シャンチー(象棋)第37期日本リーグ初日、所司和晴、グエン・チ・チュン両選手がトップに

2019-01-05 | 国内トーナメント
「シャンチー(象棋)実力日本一」を決定する第37期日本リーグは、1月5日、東京・目黒区民センターで開幕、6名が出場した1部リーグではグエン・チ・チュン、所司和晴両選手がともに3連勝でトップに立ちました。

1部出場者は、グエン(昨年日本リーグ及び全日本選手権優勝)、所司(全国選抜トーナメント優勝)、服部亜光(多摩スポトーナメント優勝)の4大トーナメント優勝者、これら4大トーナメントのパフォーマンス上位の田中篤、さらに最終選考会を勝ち抜いた徐光亜、高橋淳司の各選手。

グエン、所司両選手が順調に勝ち星を重ね、ともに3連勝でこの日を終えました。両選手は、明日の第4ラウンドで激突します。

一方、8名が出場する2部リーグは、レイティング上位3名(岡田蒸、可児宏暉、松野陽一郎の各選手)のレイティング平均は、1部リーグ下位3名のレイティング平均を上回っており、3名とも1部リーグに出場してもなんら遜色のない実力者揃いです。

2部で4連勝(8ポイント)でトップに立ったのは「シャンチー・トップアスリート育成プログラム」5期生の可児宏暉選手。これを元日本チャンピオン・岡田蒸選手が7ポイント、2017世界選手権ノンチャイニーズ/ノンベトナミーズの部6位入賞の松野陽一郎選手が6ポイントで追う展開。可児選手は、松野・岡田両選手との対戦を明日に残しており、これをどう乗り切れるかが優勝へのカギを握っています。

1部、2部ともラウンドロビン(総当り)の後、1・2位による決勝戦を行うことになっており、2位に食い込めば逆転優勝の可能性を残すシステムとなっています。

グエン選手の連覇なるか、所司選手が2年ぶりに「実力日本一」の座を奪還するか、注目の第4ラウンドは6日午前10時開始です。



所司選手


グエン選手


右端が岡田選手、一番手前が可児選手


星取表




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