シャンチー（中国象棋）チームジャパン、54時間の強化合宿を打ち抜く

8月8日から都内にある文科省所管のスポーツ施設で行われていた「シャンチー（中国象棋）チームジャパン2016-17」の強化合宿は、10日、全日程を終えました。

参加したのは今年行われる世界選手権（ミュンヘン）、アジア個人選手権（シンガポール）の日本代表及び2016・17年の代表入りを目指すプレーヤーにコーチ、スタッフを加えたメンバー。

強化合宿の内容は、国際試合と同じ持ち時間（60分＋30秒のフィッシャーモード）で行われる「多摩スポトーナメント」、実用残局、アジアシャンチー連合会（ＡＸＦ）ルールの解説、当面日本のライバルとなる海外選手の棋譜分析、来年の全国選抜トーナメントの指定布局の検討、さらに「日本代表」としての心構えなど盛りだくさん。

文字どおり「シャンチーのことだけ考える」3日間でしたが、参加メンバーからは「3日間は短い、1週間くらいやりたい」という声も。1ダースのメンバーが1週間の強化合宿が行える体制が整ったときは、日本のシャンチーがさらに大きな飛躍を遂げるときでしょう。

◎多摩スポトーナメント2015結果
優勝：山崎秀夫　2位：所司和晴　3位：秋吉一功

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