このところ、何か興味が繋がって、引っ張られてるな~って思ったら
素直に引っ張られようと思っています。
自然に気持ちがリンクされてる方には、何かあるんだろうと思うのです。
それに、後から引き寄せようとしても、引き寄せられないことも、しばしばで・・・
そんな訳で、仮縫いの予定が延びたりすると、観たかった映画に行ったり
しちゃうようになりました。
しかも、つながるんだよね・・・観たいもの。
”長江哀歌””水になった村”の2本
両方ともダムの為に沈む村を描いたもの。
”長江哀歌(エレジー)”は、ずっと気になっていたので、
上映が始まってすぐに行った。
でも、ふつふつと、今ごろになって画像が蘇る。
で、パンフを購入となりにけり・・・
UPした写真のモノクロは、印象的だったワンシーン。
景勝地である三峡より瓦礫のが美しいような、
後からよみがえる言葉にならないような余韻がめぐっているのは
中国のアンバランスなエネルギーからなのか・・・
それを象徴するような上半身裸の男達がハンマーでビルを砕いている
その隣で完全防備で消毒する人
半分倒壊しているビルの谷間を何故か綱渡りしている人
理解出来ないような乱雑さ・・・それなのに美しい
初めて行った台湾でも感じた感覚だった。
”水になった村”は、岐阜県の徳山ダムのドキュメンタリーだ。
水位がみるみる上がってバッタが追いかけられる。
つゆ草にしがみ付いてる羽根のない虫が取り残されてる。
ダムの利用度の低さは、おばあちゃんの台所から流れるテレビの音からしか語らず
ひたすら山の幸を愉しむ人を追いかける。
水没するのが分かっているのに、小さいわさびは畑に戻すおばあちゃん。
テニスボールぐらいのおはぎを食べるおばあちゃん。
ゴミ袋を被って、ケラケラ笑うおばあちゃん。
村を出たおばあちゃんがボケて、ケラケラ笑う姿が消える。
世界中が水とエネルギーを争うであろう未来に向けて
いろんな意味で心にささる2本だった。
きっと、どこでも上映期間が短いだろうけど、機会があったら、是非!
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