写真は、前回のヴィコント城内のキャナル(運河)
お城の治水の為か、単に装飾かいろんな池を見るが、
さすがに、ヴェルサイユのは大運河だ。
海を見たことないだろうから、あの風景で、海を想像したのではないかしら・・・
と思ったものだ。
もちろん、ゴンドラ遊びも・・・映画のワンシーンと同じに。
昨夜から、ヴィコントの写真ばかり上げているが
フィルムで撮った写真もスキャナーで取り込んで整理すれば
ヴェルサイユのプチ・トリアノンのガラス越しのショットを見せられるのに、
スキャナーが壊れたままなので、未整理。
古いガラスのままだったせいか、波打ったガラスが外の風景を寂しげに写して
アントワネットの日々は虚ろだったのではないかと、想像させた。
庭園の奥まったところに農家を再現して、彼女ひとりのテーマパークを造って
閉じこもったのも虚無がなせるものではないかとも感じた。
映画の中のアントワネットも現代的な虚無感が伝わってきた。
写真のヴィコントは程よく、優雅に散歩が出来るが、
ヴェルサイユは、乗り物が必要だったであろう。
写真の樹木はマロニエの木である。
マロニエの大木が続いていて、大きな葉がバサッって落ちる。
つい、栗と同じような実を拾った。
その実は、机の上に転がっている。
アントワネットもそんなことをしたのではないだろうか・・・
木の実ひとつでも妄想に遊ぶ入口になる。
窓口は、多いに越したことはない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます