「ネコの手も借りたい多忙苦戦格闘日記」オーダー専門店k.nyangoケイドットニャンゴの裏側

名古屋に拠点を持ち持続可能な想いの中で創り続ける”いのうえきょうこ”の
デザイン・イメージの現場

歳時記

2007-04-09 01:31:35 | 繋がっている想い

 

あまりにも可愛いので撮った梅の写真だ。
まだ、小さいが薄っすら赤みもさした綺麗な梅の実。

桜並木をくぐり抜けて好きなお庭を巡りながら、駅まで歩く。
もちろん、他所のお庭なのだが、あのお宅の桃はどうかなぁ~なんて
道順も替わってしまう。

実は愉しみが減った。
砂利の空き地が綺麗な駐車場になって、角に大きな八重桜があったのだが
帰宅する途中に切り倒されていたのに気付いた。

先日も自生していた萩と、ネコジャラシが伐採された。
黄金に輝くネコジャラシだったのに!

金利が上がって、古い民家が立て直しが進んでる。

ますます、愉しみがなくなるだろうな~

あのお宅のライラックや藤棚は、無事だろうか?
ヤマモモも大丈夫?
なんて、気になる。

梅の写真を上げたので、以前、柿の木を倒すので染めてみる?
と、青い柿を頂いたことがある。
柿渋は大変なので、普通に寸胴で煮出してみたら
驚くほど泡が吹き出てあわてたことがある。
すご~い!さすが!

染料にしても繭や綿や羊毛にしても
その技術を理解するというよりもむしろ、自然界のすべてに驚嘆することになった。

染めも機織同様に4年以上していないのだが
季節を感じる窓口になった。
そこから、歳時記につながる。

本来服飾とは、豊かな歳時記であるべきなのに、
やはり、旧暦で暮すべきだとつくづく想う。

 

 



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