「ネコの手も借りたい多忙苦戦格闘日記」オーダー専門店k.nyangoケイドットニャンゴの裏側

名古屋に拠点を持ち持続可能な想いの中で創り続ける”いのうえきょうこ”の
デザイン・イメージの現場

ヒロシマ・ナガサキ

2007-08-10 23:13:46 | 背筋が伸びる想い

 

あっ!っと云う間に8月も10日が過ぎた!
単に、毎日、物を作っているだけなのだが、
夜、BSの押井守を観る為に、早く帰宅して、その割には、
ブログを書かなかっただけなのだが、意外に読んでいてくれる人が多く、
「元気?」って、確認の連絡が入る。

大体いつも、観たいTVは、録画予約して、帰宅後、好きな順番に見る。
しかも、CMは、ぶっ飛ばして、観たいところだけ観る。
聞き取れる範囲なら、早回しで!
(リアルタイムでCMを観ると新鮮な感じを受ける程だ!)

ところが、BSは、ケーブルTV経由のせいで、外部入力でしか録画出来ない。
・・・と云う機種だ!と、ケーブル会社に説明された。
そんなこと、設定をずっと後になってからしかしない、私にとって、
文字通り後の祭りだ!

しかも、なかなか、保存して置きたい物をHDDからDVDに落とせなくて、
いつも、容量ギリギリ!

そんな訳で、今回の”押井守”週間は、リアルタイムに観よう!

・・・っと思ったわけで、録画する気がなかった!

そんな今週なのだが、観たかったドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ナガサキ」を
やっぱり、9日(昨日)の朝、突然、今日行こう!思った。
 (今年は、そこそこ、わがままになって、
  美術館も映画もエイ!行っちゃえ!って行くようになった!
  特に岩波ホール系は、見逃すとなかなか、観られない。)

1995年終戦後50年を記念して、スミソニアンで公開予定だったが、
猛反対により中止となった!って、エピソードもスミソニアンの外観と共に記憶がある

意外と原爆のドキュメント作品は観ているので衝撃はないが
 一番驚いたところは、エノラ・ゲイと共に観測用の飛行機と映写用にと
 他に2機飛んでいるところだ。何度も観る有名なキノコ雲は、
 その飛行機からの撮影と思われる。
 ずっと、エノラ・ゲイの乗り組み員が撮った物と思ってきたから、意外だった。
 しかも、そのキノコ雲から始まらずに、盧溝橋などが入っている冒頭がいい。
 被爆者の無残なケロイドのシーンは、何度も観たが、現在70歳を超えた男性の
 その同じ背中の現在のケロイドとの比較、他では、ないように思う。
 「妹は、貧困と差別に負けて死を選びましたが、私は、死ねなかった。」と、女性。
 「何度も死にたいと思ったけれど、私はクリスチャンですから・・」と微笑む男性。
 怒りのヒロシマ・祈りのナガサキ  と云う言葉がよぎった。~~~

米HBOで8月6日を皮切りに一ヶ月、有料ケーブルで放映される・・・と云う。
監督が米国籍の日系3世であることが救いだが、反応を待ちたい。

が、このドキュメントの中に、竹下通りか、渋谷のセンター街での街頭インタビューで
日本人の若者が、8月6日って、何の日って答えが「何かあったっけ?」
これも監督からの大きなメッセージだと思われる。

そんな映画を観た日に、”押井守”の週間は「天使のたまご」だった。
半分ウトウトしてしまった。
一番観たい作品だったのに!かなり、悔しい!
DVD探そう!
押井守のインタビューも半分、見逃した。これが、とても、口惜しい!
今夜は、ちゃんと観よう!

観たい物を見ないで、後回しにしてしまうと落ち着かないと思ったのに
いろんなこと詰め込むと、これもまた、逃してしまうことになりにけり・・・・か!

 

 


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