「ネコの手も借りたい多忙苦戦格闘日記」オーダー専門店k.nyangoケイドットニャンゴの裏側

名古屋に拠点を持ち持続可能な想いの中で創り続ける”いのうえきょうこ”の
デザイン・イメージの現場

今年、来ていた「モネ」

2014-11-19 10:02:26 | 新たな発見

 

世田谷美術館で

「ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展」

2014年6月28日~9月15日

なる物をやっていた。

 

9月になってから行ったかなぁ~~~ 

この扇の絵を観るのは、2度目になるが、

世田谷美術館では、ポスターに使っていたし

扱いは、別格だった。

 

前回添付した「サン・ラザール駅」1877年を描いた

前年に描いている。

「ラ・ジャポネーズ」1876年

17才から浮世絵をコレクションしていたと

云われるモネらしいモチーフだ。

 

ジヴェルニーに「歌麿」「北斎」や「写楽」はもちろんのこと

「光琳」の墨絵があって驚いたものだ。

睡蓮の池を作ったことで有名だが

今や竹林や柳が素晴らしい。

庭師としても素晴らしい。

西欧人からすると、珍しい風景は自分で作るしかなかったに違いない。

入手困難な植物でもあったであろう。

 

直にモネから買ってる松方は

日本趣味の人も紹介している。

 

今年、観た中では、これが印象的だ。

分断された物が隣合わせに展示されていた。

「草上の昼食」1865~66年

 

国立新美術館「オルセー美術館展」

2014年7月9日~10月20日

 

私の持っている画集の解説には印象派美術館蔵となっている。

ジヴェルニーのモネのアトリエで発見されたらしい。

片割れは、パリの個人コレクターの元にあると記載されている。

 

クールベに批評を受け、サロンに出すのをやめて

倉庫に入れてあったら、カビが生えて分断するしかなかったとか・・・

溜まった家賃の質(かた)に取られたりで、、、

 

裾がキャンバスを足してある。。。

 

今、オルセーで繋がった。

これは、エルミタージュにある習作であると云われている物

これは有名なマネの「草上の昼食」1863年

初めは「水浴」と題され、サロンの落選

その年、大量の落選者を集めて

ナポレオン3世が落選会(サロン・デ・ルフュゼ)を開いている。

そこでも酷評を受けるが、超有名な絵となった。

 

後に、モネが描いた「草上の昼食」の題に変更している。

シチュエーションを真似たくなる程センセーショナルだったのだろう。

何とも違和感があるところが、今でもインパクトがある。

 

後に描く「サン・ラザール駅」はマネのアトリエの傍で

連作を描いているから、マネとの関係も友好が続いたのではなかろうか。

「庭の女」1866~67年

これも1867年のサロンで落選している。

「草上の昼食」とも戸外での制作にこだわったと云われているのが

光の感じで、よくわかる。

これも何度か観ているが

どちらも衣装が印象的なので、よく覚えている。

 

 

すでに、ここまで書くと

この一年をまとめるような気分になっている。

 

 

仕事が混んで来て、ちょっと間に合わなくて

徹夜をして、、出荷して。。。

ちょっと集まりがあって・・・

ちょいと疲れて、いろんな山が出来、、、新聞も溜る。

 

 

頭の中のカレンダーは、すでに年末まで決まってるし・・・、

ああ、早く3階に上がろう!

 

ジャポニズム展では、こんなインク壺も展示してあった。

西欧人好み!

 

 

 

 

 

 

 

 




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