要望書
2011-04-12 | 日記
K2SURFです
本日、ISU茨城サーフユニオンが茨城県に要望書を提出しましたので
その内容をUPします!
平成23年4月12日
茨城県知事 橋本 昌 殿
茨城サーフユニオン
会長 相沢 猛志
茨城の海とサーフィン業界の復興のための要望書
3月11日の東日本大震災により起きた東京電力福島第1原子力発電所の事故は、茨城の海で生計を立てる我々にとって、多大な影響を及ぼしています。
漁協におかれましてはコウナゴの問題などもあり大変ご苦労されていると思いますが、我々サーフィン業界にとっても同じことが言えます。魚を食べてはいけない=海水は危険=サーフィンは危険 という風評被害になっています。海に入るサーファー達は少なからずとも海水が直接体内に入り内部被ばくをするのではと、みんなが不安に思っています。
現在、日本のサーフィン人口は200万人と言われています。そしてその約6割が関東地区に集中しています。関東地区のサーファー達はサーフィンの発祥地である神奈川県の湘南を始め、千葉県、茨城県のビーチにサーフィンをする為に足を運びます。その中でも茨城県の海は水がきれいで、波も豊富で都心や北関東の海無し県からもアクセスがよいこともあり年々訪れる人が増え、現在では年間に約45万人のサーファーが茨城の海でサーフィンを楽しんでいます。この人数は実際に海に入ってサーフィンをしている人の述べ人数で、一緒に同行している人の人数も考えると、この数字の倍以上の人が訪れていることになります。毎年プロの大会が開催され、昨年は河原子海岸にて全日本選手権が開催されるなど、茨城の海には全国から多くのサーファーが訪れていて、一年を通して波が豊富なことから世界からも注目を集めています。
茨城県にとって海のレジャー産業は、大切な観光資源であり、日本の宝であります。
これから夏に向けて、私達サーフィン業界にとってはハイシーズンを迎えます。しかしながら現状の風評被害が続くと、地元のサーファーや今まで訪れていた近県のサーファーも海離れする事が当然懸念されます。
そうなれば売り上げは通年の半分、もしくはそれ以下も予想されます。県内には100近くのサーフィン関連の事業所があります。多くの事業所が4月に入っても以前売り上げがゼロの状態が続き経営が成り立たない状況です。実際に夏までお店を継続できるか悩んでいる事業所もあります。
今後、茨城のサーフィン業界を復興させるには、茨城の海に人を戻さなくてはなりません。
海に来る人は、安全性を求め、信頼できる継続した情報発信を求めています。
茨城サーフユニオンでは皆さんが安心して海に戻れるよう、以下の事を要望いたします。
1.茨城県の海水浴場及びサーフポイントの沿岸部で最低でも週一回程度の継続的な海水及び砂浜の放射能数値のモニタリング。
希望測定地 1.鹿島地区 平井浜 2.鉾田地区 大竹海岸及びトップサンテ下
3.大洗地区 大洗海岸及びサンビーチ 4.日立地区 河原子海岸
5.高萩地区 赤浜海岸
2.毎年行われる海水浴場水質調査の調査項目に放射能数値を追加する。
3.風評被害が出ないよう、一般の方に海水は安全だと理解できるような安全宣言をする。
以上を要望する。
以上が要望書です
本日、ISU茨城サーフユニオンが茨城県に要望書を提出しましたので
その内容をUPします!
平成23年4月12日
茨城県知事 橋本 昌 殿
茨城サーフユニオン
会長 相沢 猛志
茨城の海とサーフィン業界の復興のための要望書
3月11日の東日本大震災により起きた東京電力福島第1原子力発電所の事故は、茨城の海で生計を立てる我々にとって、多大な影響を及ぼしています。
漁協におかれましてはコウナゴの問題などもあり大変ご苦労されていると思いますが、我々サーフィン業界にとっても同じことが言えます。魚を食べてはいけない=海水は危険=サーフィンは危険 という風評被害になっています。海に入るサーファー達は少なからずとも海水が直接体内に入り内部被ばくをするのではと、みんなが不安に思っています。
現在、日本のサーフィン人口は200万人と言われています。そしてその約6割が関東地区に集中しています。関東地区のサーファー達はサーフィンの発祥地である神奈川県の湘南を始め、千葉県、茨城県のビーチにサーフィンをする為に足を運びます。その中でも茨城県の海は水がきれいで、波も豊富で都心や北関東の海無し県からもアクセスがよいこともあり年々訪れる人が増え、現在では年間に約45万人のサーファーが茨城の海でサーフィンを楽しんでいます。この人数は実際に海に入ってサーフィンをしている人の述べ人数で、一緒に同行している人の人数も考えると、この数字の倍以上の人が訪れていることになります。毎年プロの大会が開催され、昨年は河原子海岸にて全日本選手権が開催されるなど、茨城の海には全国から多くのサーファーが訪れていて、一年を通して波が豊富なことから世界からも注目を集めています。
茨城県にとって海のレジャー産業は、大切な観光資源であり、日本の宝であります。
これから夏に向けて、私達サーフィン業界にとってはハイシーズンを迎えます。しかしながら現状の風評被害が続くと、地元のサーファーや今まで訪れていた近県のサーファーも海離れする事が当然懸念されます。
そうなれば売り上げは通年の半分、もしくはそれ以下も予想されます。県内には100近くのサーフィン関連の事業所があります。多くの事業所が4月に入っても以前売り上げがゼロの状態が続き経営が成り立たない状況です。実際に夏までお店を継続できるか悩んでいる事業所もあります。
今後、茨城のサーフィン業界を復興させるには、茨城の海に人を戻さなくてはなりません。
海に来る人は、安全性を求め、信頼できる継続した情報発信を求めています。
茨城サーフユニオンでは皆さんが安心して海に戻れるよう、以下の事を要望いたします。
1.茨城県の海水浴場及びサーフポイントの沿岸部で最低でも週一回程度の継続的な海水及び砂浜の放射能数値のモニタリング。
希望測定地 1.鹿島地区 平井浜 2.鉾田地区 大竹海岸及びトップサンテ下
3.大洗地区 大洗海岸及びサンビーチ 4.日立地区 河原子海岸
5.高萩地区 赤浜海岸
2.毎年行われる海水浴場水質調査の調査項目に放射能数値を追加する。
3.風評被害が出ないよう、一般の方に海水は安全だと理解できるような安全宣言をする。
以上を要望する。
以上が要望書です