小学校から、私立だった息子は、ずっと毎日お弁当を持って行った。
そこは、キャフェテリアなどはない小学校、中学校だったので、お弁当だったのだ。仕事に行く身としては、毎日 朝からお弁当と朝食を用意しなければならなかったので、大変だ。しかし、毎日の習慣だったので、どうということもなかった。
会社の部署の同じビルに、機内食部もあった。予約部にいた私は、のちに機内食部にも配属された。それも今から思えばとても、役に立った。毎日、機内食を見ていると、、当然、自分はそういうつもりではないのだが、なぜかお弁当が機内食風になる。
そこの機内食部は、ホテルと隣接していて、私たち従業員は、そこの余ったべーかりーのパンなどが買えたりした。そして、毎日、機内食を見ていると、そこから応用してしまうのだ。
飛行機が好きで、機内食が好きな人だと、まぁなんて素敵と思うかもしれないが、子育てをしながら毎日、必死でお弁当と仕事、お夕飯、家事と目まぐるしく過ごしていた。
そのパンを使い、サンドイッチやハンバーガーをよく持たせたり、ご飯とお肉、野菜を一緒に入れたり、(アルミに入った機内食だ)思いつくまま、毎日作っていた。
普通に、ごはんをお箸で食べている友人の中、息子は一人、ハンバーガーを頬張る。アルミ箔で包まれているので、そのままガブリ。
どうも、パンもその辺に売ってなさそうなパンだし、サンドイッチも茶色やら、白やらのパンだ。時々、フライドポテトなども一緒に入れていた。そして、チーズやクラッカー、ナッツなども入れた。ピザもよく入れていた。
ある日、息子は他のクラスの子が
「今日の〇〇のお弁当、見せて。」とお昼前にくると言う。
私が、
「なんで?」
変わってるから・・・と。言ってきた。
きっと、他のお母様たちは、キャラ弁とか幕ノ内弁当のようなお弁当を持たせていたと思う。本当に、お料理の上手なお母様が多かったし、私もよく知っていた。
しかし、子供は大きなハンバーガーの方がよかったのかもしれない。
そう息子に言われても、気にしている余裕は当時なかった。なんでもいい、とにかく食べてくれるものを入れようと。
ある日、学校から電話がかかってきた。担任の先生からだ。この担任の先生は子供たちが、20歳になった時に一人一人、手紙をくれるいい先生だった。
「お母さん、お弁当にチーズとクラッカーはどうかと思います。クラッカーはお菓子ですし。」
多分、なんか注目されて先生も、理由をつけたのだと思う。
アメリカで過ごした時、アメリカ人は、お弁当にポテトチップスや、チョコレートバーなど持ってきていた。やっぱり、日本ではダメだ。私は、冷静に考えた。
担任の先生は、この小学校に来る前は、ブラジルの日本人学校にいた、私の事は、重々わかっていた。なので、
「すみません、普通のお弁当にします。」
私は、笑って答えた。
そこは、キャフェテリアなどはない小学校、中学校だったので、お弁当だったのだ。仕事に行く身としては、毎日 朝からお弁当と朝食を用意しなければならなかったので、大変だ。しかし、毎日の習慣だったので、どうということもなかった。
会社の部署の同じビルに、機内食部もあった。予約部にいた私は、のちに機内食部にも配属された。それも今から思えばとても、役に立った。毎日、機内食を見ていると、、当然、自分はそういうつもりではないのだが、なぜかお弁当が機内食風になる。
そこの機内食部は、ホテルと隣接していて、私たち従業員は、そこの余ったべーかりーのパンなどが買えたりした。そして、毎日、機内食を見ていると、そこから応用してしまうのだ。
飛行機が好きで、機内食が好きな人だと、まぁなんて素敵と思うかもしれないが、子育てをしながら毎日、必死でお弁当と仕事、お夕飯、家事と目まぐるしく過ごしていた。
そのパンを使い、サンドイッチやハンバーガーをよく持たせたり、ご飯とお肉、野菜を一緒に入れたり、(アルミに入った機内食だ)思いつくまま、毎日作っていた。
普通に、ごはんをお箸で食べている友人の中、息子は一人、ハンバーガーを頬張る。アルミ箔で包まれているので、そのままガブリ。
どうも、パンもその辺に売ってなさそうなパンだし、サンドイッチも茶色やら、白やらのパンだ。時々、フライドポテトなども一緒に入れていた。そして、チーズやクラッカー、ナッツなども入れた。ピザもよく入れていた。
ある日、息子は他のクラスの子が
「今日の〇〇のお弁当、見せて。」とお昼前にくると言う。
私が、
「なんで?」
変わってるから・・・と。言ってきた。
きっと、他のお母様たちは、キャラ弁とか幕ノ内弁当のようなお弁当を持たせていたと思う。本当に、お料理の上手なお母様が多かったし、私もよく知っていた。
しかし、子供は大きなハンバーガーの方がよかったのかもしれない。
そう息子に言われても、気にしている余裕は当時なかった。なんでもいい、とにかく食べてくれるものを入れようと。
ある日、学校から電話がかかってきた。担任の先生からだ。この担任の先生は子供たちが、20歳になった時に一人一人、手紙をくれるいい先生だった。
「お母さん、お弁当にチーズとクラッカーはどうかと思います。クラッカーはお菓子ですし。」
多分、なんか注目されて先生も、理由をつけたのだと思う。
アメリカで過ごした時、アメリカ人は、お弁当にポテトチップスや、チョコレートバーなど持ってきていた。やっぱり、日本ではダメだ。私は、冷静に考えた。
担任の先生は、この小学校に来る前は、ブラジルの日本人学校にいた、私の事は、重々わかっていた。なので、
「すみません、普通のお弁当にします。」
私は、笑って答えた。
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