今朝、たまたま見たんですけど、NHKの番組の再放送で
”ここまで来た! うつ病治療”って番組。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120212.html
やっぱ、開けてるというか、ある意味滅茶苦茶クールな土壌だからこそ
進んでいるんだろうなっていう。
本当に増えた日本のうつ病人口は、、
うつ病及び躁鬱病の患者さんは
2005年には92.4万人
2008年には104.1万人
現在推定2011年度は117万人の患者さんが、、、。
100人に一人はうつ病を何らかの形でわずらっているということは、
町内に必ず1~3人以上は居るぐらいの勢い。
うつ病の診断自体が現在の日本の方法では誤診である人が多く、
10年に渡り、うつ病と診断され、抗うつ剤の処方を受けてきた日本の女性が、
"光トポグラフィー検査”を受け、うつ病ではなく躁うつ病であると判明。
4種類の種別にグラフをもとに分類され、より正確な病名診断に役立つというもの。
米の医療センターで行われている、
脳への"磁気治療”では、実に役7割程度の患者が改善を見せているという。
番組を見ていて、"うつ病は病なんだ”という考えが深まった。
患者さんをもう少し温かく診てあげる必要性があるんだなぁと
離れて暮らしている母が約33年以上、鬱をわずらっていて、
肉親だと病気とは捕らえず、父からも人生訓や渇的な言葉しか
聞いたことが無かったけど、仕事を通して生い立ちによるトラウマなどを
変えてきた私は、そういう問題だけかな?と、
納得が行かずに何かを抱えてここまで来た。
まずは、家族でも列記とした病であり、治療で改善できると
知ることが大事なのかな?!
もう、母の場合は薬も強いし完治は無理なんだろうけど、
磁気治療や光トポグラフィーを国の政策で保険診療にして、
気軽に今の健康診断並みに検査が受けられるような社会になれば、
災害、事故、肉親の死、などによるPTSD(心的外傷後ストレス障害)からの
鬱等もあるのだから、、、
ご本人は勿論、うつ病患者を持つご家庭の方々も私もそうだけど、
随分、深く一緒に傷ついたり悩んだりするんですよね。
どうやって励まして、どうすれば良くなるのか?
昔の母に戻って欲しい、昔の家族の姿に戻って欲しいと
何年も患者さんと一緒に、悩みつづけるんですよね。
私は、小学生から離れてしまったのと、天職にめぐり合い
様々な本当に心のある人にめぐり合い、
仕事や生きることを通しての経験を積み重ねることで、
常に人前で笑顔の自分に保つ"前向きな発想”に自分を変える方法を
自分なりに手に入れたのが良かったのかもしれないなぁ。。。
昔の人が経験はお金を払ってでもしろ!
って言った意味の一旦もそこにあるのかもしれないですね。
保険診療で、うつ病治療やさい帯血移植が受けられる世の中になりますように!
娘の出産時に提供した私と娘を結ぶへその緒が、
どなたかの命をしっかり結んでいますように。
うつ病患者さんに対しての配慮が、私には少し足りなかったんじゃないか?!と
母への自分の態度に反省をする今日でした。