VODでクリントイーストウッド監督のアメリカンスナイパーを観ました。
戦地の今の攻防が見える映画で、子供が爆弾を持って米軍に突っ込んでいくのは
何の為にそんな戦争をしているのか?
分からなくなるほど。
そんな環境を作り出したのは大人なわけで
沢山の子供たちが犠牲になっているのは、
自分の大人としての無力感と子供を持つ親として
胸が締め付けられます。
映画の中で、米軍に密通した親の代わりに
4~5歳の子供が足をドリルで貫かれて
最後は頭蓋骨にドリルを突き刺されて
見せしめに処刑される場面があり、
それでも現実に今起こっていることに比較すれば
そんなもんじゃないぐらい悲惨なわけです。
帰還兵のPTSDが社会問題になっているアメリカ。
平気で日常と戦地を切り替えて考えられる人間なんて
まともなら、この世に居るんでしょうか?
たまたま、そこに生まれなかっただけで
リアルタイムの今、まだ少女たちは拉致されて
レイプされるより自殺したほうがましだと
自殺の方法を考えてる。
http://news.livedoor.com/article/detail/10312941/
日常生活の部屋の屋上で銃撃戦をやっているって・・・
もう兵隊はやめてほしいと懇願する妻が
4度目の先頭に出兵する際、伝説の狙撃手に放った言葉が・・・
あなたは、火に近寄っていく蛾と同じよ!!!
って。。。
孫世代が戦争に行かなければいけない様な日本は
被爆国として教訓が生かされているんでしょうか?!
最近はインドの少女たちがどうなっているとか、
中国やミャンマー、色んな世情やジャーナリストの皆さんのあげた
写真もぐググれば見られるようになりました。
先日もインドの少女たちの売春小屋なんかの
写真が出ていて、、、食欲がしばらく無くなりましたwww
流石の私でもヘビーで、娘に、、、。
ママ、世界で起こってる戦争や子供の連れ去りの記事を
1つ検索したらいっぱい出てきて見てたら・・・
今日はブルーになってん(´;ω;`)
という母に娘はそんなん見たらアカンやん!
って言われました。
でも、母としては、日本においても拉致被害や年間10万人近い
日本国内の行方不明者を考えると娘のためにもチェックは必要だと
思うじゃないですか?
まてまて、この気持ちが戦地に行けば娘を守るに変わり
有無を言わさず戦争に巻き込まれて行くわけです。
世界を変えるには、マララさんの言うとおり
教育を徹底し変えるしかありません。
世界から、地球上から戦争はもう要らないし
時代を経て延々と繰り返す殺戮に
映画を見ていても
全くの何の意味も見い出せなかった。
賛否両論のある映画ですが、、、
安保問題の中、真剣に考えてみたいなら
プライベートライアンとか硫黄島の戦いとかもいいし、
この映画は物凄く泥臭い、
殺戮シーンのえぐさなんかで勝負をかけてない
グレーがずっと漂う映画です。
この殺戮に慣れてしまったらその時、人間終わってるように思います。
アメリカンスナイパー、男性だけじゃなくて
女性にも見て欲しいですw
この世は、天国と地獄の中間地点で
善と悪が常にせめぎ合ってる流刑地
って表現がありますが、、、
流刑地感半端ない、。
喉元を過ぎれば痛みは忘れ、
原発も安保もまた・・・。
そういう、問題提起をしたかったんでしょうか、監督は。
くりーーーんと。。。
はい、つぶやいてみました。
おやすみなさーい。