節分が過ぎ、どことなく春らしく陽も明るくなりましたが
風は、まだ冷たく、自然と早春賦の歌を口づさんでいました。
信州伊那谷で暮らす頃、福寿草が雪の中から顔を出すと
「もう直ぐ春だ~」と心が弾むだものでした。
江の島の海は魚の鱗の様にキラキラと光って
とっても美しく穏やかな海でした。
「春の海 ひねもす のたりのたりかな」 と蕪村の句がうかびました。
以前は、何んなく登った江の島も、行きはエスカレーターと楽になりましたが
帰り下りの階段が耐える様になりました。