闇金には絶対に手を出すな!
1200万人以上の債務者がいると言われている日本。想像以上に多い数字ですよね。その中に、債務整理が必要だと思われる債務者は500万人以上と言われています。それぐらい借金で頭を抱えている債務者は多いのです。
借金を重ねに重ねると、どこの金融業者も借り入れに対応してくれません。そのような債務者が最後に行き着くのが闇金業者です。ですが、闇金業者には絶対に手を出してはいけません!よほどの臨時収入が起こらない限り、返済していくのは不可能ですし、滞納すること必須です。
暴力的な取り立てを経験することも多々あり、肉体的にも精神的にも損をすることしかありません。最悪のケースだと、自殺に追い込まれる債務者も存在しています。それに比べれば、過払い金何て可愛らしく思いますし、自己破産の方がよほど楽な思いをするぐらいかもしれません。
闇金業者のトイチをつけろ!
闇金業者からの借金が不可能な理由には、利息制限法を大幅に無視した違法な金額での貸し付けがあります。その中でも特に有名なのが「トイチ」と呼ばれるスタイルでの貸し付けです。これは、「10日に1割」という利息で借金するため、略してとトイチ呼ばれています。このスタイルでの借金はどれぐらい恐ろしいのか?一つの例を紹介してみましょう。
- トイチで100万円借金した場合
トイチで100万円借金した場合は、たった1年で、3091万円という借金に膨れ上がってしまうのです!
これって恐ろしい金額ですよね。こんな借金、常識的に考えたら返済できるわけがありません。
闇金業者の見分け方はあるのか?
あっという間に予想外の借金に膨れ上がってしまう恐ろしい闇金業者。できることなら闇金業者からの借金は避けるべきなのですが、「知らない間にヤミ金業者から借金していた、、、」という債務者もいます。こんな失敗を犯さないために重要なのは、「ヤミ金業者の見分け方」を知っておくことです。次のようなポイントに注意しておけば、闇金業者を回避することができるでしょう。
- 登録番号を確認する
正規のルートで金融業を営むのであれば、国の許可を得た登録認可が必要になります。それには「都(〜)〜〜〜号」といった表示番号が必ず必要になりますから、広告とかチラシにこの手の番号がなければ、闇金業者ということになります。ちなみに(〜)の中に入る数字は「営業年数」を示しています。
1年ならば(1)、10年ならば(10)という感じです。この(〜)の中の数字が少なければ少ないほど闇金業者の可能性が高くなります。なぜならば、闇金業者は足がつきにくいように「開業しては閉鎖する」を繰り返しているケースが多いからです。
- 協会に加盟していることが必須
優良企業の金融業者は、日本貸金業協会と呼ばれるものに加盟しています。広告を確認してみてください、「日本貸金業協会第〜〜〜号」という表記がされていれば協会に加入しているということになります。ただし、加入していないにもかかわらず、加入しているように見せかけている闇金業者もあるので注意が必要です。
闇金業者かどうか自分での判断がどうしても難しい場合には?
闇金業者を見分けるための注意点をいくつか紹介してみましたが「どうしても自分では判断に自信がない」という債務者もいると思います。そんな時には、金融庁の闇金融業者のリストを確認するのがおすすめです。
金融庁のホームページでは、このようなリストを常に紹介してくれています。これから借り入れを検討している金融業者がちょっと怪しいなと思うのであれば、リストと照らし合わせてみると良いでしょう。
闇金からの借金は債務整理の必要なし
闇金からの借金に追い込まれて弁護士事務所に相談に駆け込む債務者がいます。ところが、闇金からの借金は返済する必要がないのです。返済はもちろんのこと、債務整理の対象にも入りません。
そのため、正規の金融業者から借金を重ねた上で、闇金業者から借金している場合は、正規の金融会社の借金だけが債務整理の対象になります。闇金の方には、弁護士か警察の方から何かしらの動きが見られるでしょう。
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