最近は日本企業でもステークホルダーの為の会社なんて聞くようになりました。
1株主としたら、「う〜ん」なんです。
ステークホルダーって、括りが大きすぎて利益が相反するんです。
ステークホルダーには会社、顧客、従業員、家族、地域、株主、取引銀行、行政など、色々あります。
会社の真っ当な維持・成長には大事な事だと言われています。
近江商人の「三方良し」みたいなものだと思います。
でも、株主としては合理的な経営で株主に還元して欲しい。
従業員としては、もっと給料上げてほしい。
顧客としては、良い物やサービスをもっと安くして欲しい。
みんなバラバラなんです。
私の1投資家としての意見なら、従業員や顧客に還元するのも良いけど、利益を上げて株価や配当金や自社株買いなどで株主に還元する会社が魅力的です。
ステークホルダーの為にっていうより、株主の為の会社のが上場企業としては真っ当な事だと思います。
ただ、リストラばかりに力を入れて商品が悪いままとか。
従業員の給料が極端に安くて、経営者がガッポリなんてのは違うかな?
良い商品やサービスを適正な価格で、従業員には適正な給料を払い、儲かった資金で適正に配当金や再投資に使う。
投資家目線で見ると当たり前の事なんですけど、投資したことがない人にとっては考えない事ですね。
そんな経営をしてる会社は強いので、投資するにも良いって話です。
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