kai881と愉快な仲間たち

アニメの聖地巡礼報告や旅行記など。

グランベルム 聖地巡礼・舞台探訪 滋賀県琵琶湖周辺

2019-07-14 22:42:55 | 舞台訪問・聖地巡礼

2019年夏アニメ・グランベルムの聖地が滋賀県の琵琶湖周辺(大津市・高島市)だと判明したので、ひと回りしてきました。
(2話放送時点)
先に書いておきます
ぶっちゃけ、背景は実際の風景と比べてかなりアレンジが入っている物ばかりです。
完全一致する箇所はほとんどありません。
とは言っても、背景モデル地が明白な物が多数ありましたのでその紹介です。


まずは琵琶湖観光の定番、堅田の浮御堂。
正確には「満月寺浮御堂」だそうです。
満月ちゃん・・・。



続いては高島市の白鬚神社。
(しらひげじんじゃ)
こちらも琵琶湖観光の定番スポットですね。本日も外国人観光客を含め、多くの人で賑わっていました。
作中の建物や湖上の鳥居でモデルが白鬚神社というのは明らかなのですが、建物などパーツの配置はほとんど一致しません。

遠景のカットで比較するとよくわかります。
拝殿・鳥居は明らかに白鬚神社の物なのですが、周辺の風景は全く一致しません。
駄菓子屋?の建物も存在せず。


拝殿・鳥居の前に階段なんて存在しないんですよねぇ。


こちらは有名な湖上の鳥居。
鳥居そのものは一致するけど、石灯籠は存在しません。


作中と実物の一致度が最も高いカットがこちら。
石碑・石灯籠・柵・ガードレールなどのパーツが一致します。


小高くなった場所にそれっぽいベンチは存在していました。
それっぽいと言っても、横板が3枚乗っている構造ぐらいしか一致しないですよね・・・。
これがモデルと言い切るのはだいぶ無理があるかと思います。


続いて大津市和邇(わに)地区の商店街。


交差点のど真ん中にある「榎石碑」。
詳細な解説はこちらのサイトあたりがおすすめ。

こちらのカットなのですが、現地の風景と直接は一致しないのですが、パーツ単位で見ていくと、


赤く囲んだ部分が和邇公民館前の生垣っぽいです。

本日撮影の現況だと看板が1枚なくなっていてすごくわかりにくいです。
ストリートビューの写真もアップしておきます。

こちらには看板が存在しているので、この部分がモデルになっている事が確認できます。

黄色で囲んだ建物ですが、近くにある豆腐屋の建物の窓がモデルでは?

全く確信は持てないですけども・・・。

ということで、グランベルム背景の街はいろんな建物や構造物を切り貼りして作られている可能性が高いです。
一つひとつ丁寧に探していけば、他にもモデルになった物が出てくる可能性が高いです。


続いて比叡山ドライブウェイの夢見ヶ丘の展望台。

立木や背後の山の形状は一致しませんが、駐車場・フェンス・双眼鏡などから、この地点がモデルだと判断できます。
本日は完全に雲の中でした。琵琶湖は全く見えず。
画像検索をすれば、琵琶湖の風景もほぼ一致する事がわかります。

比叡山ドライブウェイは有料の観光道路です。
実際に巡礼に行く方は公式サイトにある割引券をお忘れなく。
バス路線もありますので、バスでのアクセスも可能です。


最後に作中に何度も出てくる大きな橋、琵琶湖大橋です。


こちらは琵琶湖大橋西詰、道の駅 びわ湖大橋米プラザの裏側からのカット。


橋の上からのカット。
西向き車線(南側)の橋です。
正確にカット合わせをしようと思うと、車道に出る必要があります。
この交通量だとあまりにも危険なので、歩道内で撮影しています。

ちなみに、このカットを撮影する時はびわ湖大橋米プラザの駐車場から歩く事をおすすめします。

駐車場からこの穴を抜けると、西向き車線の橋(南側)の歩道にアクセス可能です。
琵琶湖大橋東詰(守山市側)から歩くと、かなり遠いです。ピエリ守山駐車場からのアクセスもかなり困難。
琵琶湖大橋東詰交差点(湖岸道路×国道477)まで徒歩で道路を横断する場所がありません。
実際に巡礼を考えている方はご注意ください。

最後にこちらのカット。

守山市側(北東側)からの撮影だと思って実際に行って撮影してみたのですが・・・。


いろいろと一致しません。


黄色で囲んだ箇所に注目。
歩道が広くなっています。これは航空写真でも確認可能。
東向き車線の展望台とは形状も位置も一致しません。


赤く囲んだ2本の橋の見え方などから考えて、堅田側(南西側)からのカットだと思われます。
しかし!、琵琶湖大橋の南西側湖岸は一般人が立ち入れません。


ということは・・・。
湖上(船上)からの撮影の可能性が高いです。

今後の放送で湖上のカットが多数出るかもしれません。
その場合、レンタルボートで湖上探訪会をやったら誰か同行してくれますか??
一応、船舶免許は持っていますので操船は可能です。


以上、グランベルム2話(一部1話)の巡礼報告でした。


カードキャプターさくら クリアカード編 聖地巡礼・舞台探訪 三重県桑名市 六華苑

2018-05-27 10:42:44 | 舞台訪問・聖地巡礼

本日放送のカードキャプターさくらクリアカード編20話でさくらの曽祖父の別荘のモデルとして、三重県桑名市にある「六華苑」という大正時代に建設された洋館が登場していましたので、早速巡礼に行ってきました。




作中の背景と現地を比較したところ、一致するのは外観と一部のパーツだけで、建物内の構造や調度品は一致しませんでした。
一致する箇所の比較画像をアップしておきます。

 



外観はほぼ一致ですね。
本日は何やらイベントが開催されるらしく、神楽?のような物が設置されていました。

 



ちょっと角度違い。
ほぼ正面から。

 



内部に関してはほとんど一致しませんが、洋館玄関の戸と窓割りはほぼ一致です。

 



照明器具はいくつかのパターンがありました。
2階書斎に使われていた物が作中とほぼ一致するようです。

 



作中、なでしこさんの部屋だった部分は実際には存在しません。
部屋部分とベランダ・欄干は架空の増築。


以上。


サクラクエスト×のんのんびより 聖地巡礼・舞台探訪 和歌山県かつらぎ町天野の里

2017-04-29 22:42:56 | Weblog

このBLOG記事のタイトルを読んで
「ハァ?製作会社もスタッフも全然違うじゃねーか、何言ってんだコイツ?!」
と思った方も多いかと思います。
私も最初にこの事実に気がついた時にはかなり困惑してしまいました。
でも、気がついてしまったからにはBLOGに書かずにはいられなかったのですよ。
で、BLOGに書くために現地まで撮影に行ってしまったのですよ。
まぁ、自宅から車で片道2時間ほどなので、半日あれば行って帰れる場所なんですが・・・。

とにかく、順番に説明していきますので、ご一読ください。


まずは、のんのんびより1期1話に出てきたこちらのカットと比較写真を御覧ください。

天野の里地区某所
一般の住宅なので、”某所”とだけ書こうかと思いましたが、横に天野の里唯一の宿泊施設がばっちりに写ってますね。
隠しても仕方がなさそうなので、具体的に書いてしまいます。
”山荘 天の里”のある場所です。

天の里は最近建築された新しい建物です。
Googleストリートビューで見ると天の里が出来る前の状況がわかります。

SVなので作中とは若干立ち位置が違うものの、奥の方の風景も一致する事が確認できます。


で、重要なのは、この左側の住宅です。
この住宅だけ切り出してみましょう。



続いて、コレを反転してみましょう。



さらに、横幅をすこしばかり圧縮してみましょう。



ちょっと別のシーンのキャプ画を確認してみると。

あれっ?


こんな所にも同じ建物が描かれているではないですか。
(1期12話より)
作中でのサイズが小さいので、かなり荒いですが、同一の物と確認できます。




あら、こんな所にも同じ建物が。
(りぴーと6話より)


ちょっぴりほたるんに隠れてますが、こちらは横圧縮なしですね。

次に、のんのんびより作中のこの建物だけ取り出してみましょう。



突然ですが、ここでサクラクエスト3話のキャプ画を御覧ください。
会長:「感じるんじゃ!この街を!風を!」のシーンの直後です。

赤丸の中にある建物に注目。


完全に一致しました。
なんと!南砺市ではなく、和歌山県にサクラクエスト物件がありました。

なお、天野の里内の実在する建物で、サクラクエストにも登場する他の建物は確認できませんでした。
あくまで私が調査した範囲ですが・・・。

 


実在のモデルの場所は確認できませんが、他にもサクラクエストとのんのんびよりで同一の建物が使われているシーンがあります。

1期1話より

こちらの建物を抜き出して。


1期2話より

この2つの建物を抜き出して。


こちらは左右反転


上記、天野の里物件の建物を左右反転
(実際のモデルと同じ)



こちらはサクラクエスト4話のキャプ画です。


ここに上記で切り出した建物を並べてみましょう。
※PC閲覧の方は:画像クリックで拡大可能
(なお、他の画像も、ブラウザの機能で画像だけ表示にしたら大きくなります)

完全に一致ですね・・・。

 


どうやら、『間野山』という山の上には『旭丘』という丘が広がっている様子です。

ちなみに、先日少しばかりツイートしてしまいましたが・・・・。
サクラクエストとのんのんびよりの作中に同一の建物が有るということは、南砺市(その周辺)にのんのんびより物件があるのでは?
と期待して調べてみましたが、それらしき建物・モデル地は発見できず。
現実はのんのんびより物件が南砺市に絞り込まれたのではなく、サクラクエスト物件が全国津々浦々どこにあるやら分からないという事実が通告されただけでした・・・。


以上。


のんのんびより 聖地巡礼・舞台探訪 千葉県南房総市・吉井大井戸周辺

2017-03-21 18:06:49 | 舞台訪問・聖地巡礼

 

のんのんびより千葉物件の聖地巡礼に行ってきましたのでその報告です。
細かな箇所も含めて私が確認して判明した箇所はすべて掲載しています。
周辺でさらに調査すれば他の物件も見つかるかも?
エリア的には南房総市の吉井大井戸・水車小屋付近のごく狭い範囲です。
作中では主に1期4話・12話で登場しています。

ということで、比較画像を並べておきます。



まずはこちらの一枚。
作中で直接使われていた記憶はないのですが、各種グッズ等で使われている絵です。
水車小屋南側の広い道路近くから西向きです。




吉井大井戸・水車小屋。
周囲などは多少アレンジされていますが、ほぼ一致します。



角度違い。



小屋横の小川を渡る橋。





小屋横の道路





小屋南側の広い道路付近から3カット。



小屋北側、県道交差点手前の橋梁。



小屋北側の田んぼ脇里道からの遠景。
西に向いて大ズームです。



コレに関しては一致度が微妙なので、この場所という確信は持てないんですが・・・。
上記橋梁横の里道です。



のんのんびより りぴーと 2期12話(最終回)にて登場したカットです。
こちらも小屋北側の里道より撮影。




以上です。


凪のあすから 聖地巡礼・舞台探訪 三重県熊野市新鹿町沖の海上

2016-01-12 23:27:37 | 舞台訪問・聖地巡礼

2016年1月11日に実施した第9回凪のあすからファン交流会で発表した、新鹿海岸沖物件の報告記事です。
第8回交流会の際にそれらしき建物の存在に気がついて、年末に現地調査・交流会視察を兼ねて乗船して確認しました。
海上からのみ撮影可能な角度なので、交流会で漁船をチャーターするイベントを開催しました。
凪あすのBD・DVDに同梱されている冊子のスタッフインタビューを読んだ方は気がついているかもしれませんが、美術監督の東地和生さん、美術設定の塩澤良憲さんのコメントでロケハンに関する記載があります。
東地さんのコメントでは「太平洋に面した小さい漁村に取材に行って、一般人も乗れる船に乗せてもらえた」
塩澤さんのコメントでは「漁船にも乗り込み、ムービー撮影をした」
との記載があります。この際に撮影した風景を元に背景が描かれたのだと思われます。


ということで、比較画像です。
1話でまなかを海に残して3人で陸に上がるシーン。
鴛大師の漁港の後ろ側です。


新鹿駅の少し南西側の風景です。
光の頭のすぐ横に見える建物が、凪あす背景では珍しい純日本様式・瓦屋根っぽいので、以前から実在するのでは?と思っていました。


次にこちらのカット。赤丸で囲まれた一部分だけですが、実在する町並みがモデルになっているようです。

わかりにくいのでアップで。

まなか捜索中のシーンでも使われているようです。


以前にもツイートした事がありますが、”凪のあすから 電撃20周年祭 上映PV”の造船所の後ろに楯ヶ崎っぽい物が描かれています。
こちらも海上から撮影しました。
(というか、通常の遊覧コースは楯ヶ崎がメインです・・・)




今回、船を出して下さったのは、熊野市遊木町にある有限会社ハマケン水産様です。
漁船を使った楯ヶ崎遊覧事業をされています。今回の交流会では、特別に波田須沖まで船を回したり、新鹿沖で撮影タイムを確保して頂きました。ご対応ありがとうございました。
通常の楯ヶ崎遊覧コースでも、遊木漁港を出て少し南に進んだあたりから今回の記事で発表したカットが撮影可能です。
コースのアレンジや料金に関してはハマケン水産様までお問い合わせください。

有限会社ハマケン水産
三重県熊野市遊木町101-2
TEL 0597-87-0238


以下おまけ画像です。

ハマケン水産様の浜丸


波田須沖、天女座で旗を振る紫帆さん・とんちゃん・倉原さん。


波田須駅沖です。