怪鳥のFC東京ブログ

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ついでに言っておきたい「がっかりしたこと」

2006-08-16 02:48:54 | Weblog
 ついでにガーロに対して「がっかりしたこと」。まず解任時のコメント。「鹿島やジュビロのように」・・・おいおい。マリが君臨し、浦和が台頭し、ハラ東京やオシムジェフがナビをとり、ガンバがタイトルをとった。それが今のJリーグだぞ。そんな過去のサッカー、鹿島やジュビロでさえ目指してねぇっちゅうの。

 多分、ハラ式攻撃サッカーで成熟した東京が目指すべきは、攻撃の精度を高めることでボールまで支配できるサッカーだったんじゃないかな~と。素人ながらに思うわけで。

 それから、おそらく(栗を中心に)選手がはじめて監督にモノを言って、快勝したジュビロ戦。今にして思えば「俺達はこういうサッカーができるんだぞ、さぁアンタの手腕はいかに?」という監督への挑戦状だったように思うわけです。その答えが三ツ沢のマリ戦での不可解な3バック導入。機能するわけもなく、惨敗。マリに「以前の恐さが全くなくなった」とまで言われる始末。当然選手だって、この監督を信用していいのか、疑問に思ったでしょうね。

 もちろん、等々力の増嶋投入。現場にいたサポが、口々に「がっかりだ」「マスがかわいそう」そう言っていたわけで(サッカー誌でも酷評されていた)。

・Jリーグの中の1チームとして、どう戦い、より上位を目指すのか。
・チームの戦力を把握して、どう指揮するのか。
・試合の流れを読んで、どう勝ちへと導くか。

 例えば、これらを的確に素早く把握し、選手に対して表現し伝えることのできる能力。サポである私が、東京の監督に要求することなわけで。しかし、上記の点において、これら全ての資質が、ガーロには無かったのでした。よって、ガーロの解任大歓迎なのです。

 「ガーロの目指していたサッカー」がどんなものだったのか、今となってはわかりませんし、それは本当は将来の東京にとって良い方向だったのかもしれません。でも「(少なくとも今の)東京の監督としての資質がガーロにはなかった」。これは疑いようのない事実だと思うわけ。何度も書くけど、この2点、混同しない方がいいと思うのです。

 ということで、本当に今の東京の戦力を見極めた上で必要だというなら、倉又さんが3バックを採用しようが、僕には構わないんですよね。まぁ左の後ろに誰を起用するのか。4バックにしろ3バックにしろ、この辺は注目しつつ見守りたいです。

 さぁ、ワクワクの後半戦がフクアリから始まりますよ。(あ、チケットまだ発券してなかった。早くしないと。)