ふれあいホスピタルでは、週1回お風呂の日がそれぞれの患者様へまわってくる。今日は久しく体の芯まで冷える一日。そんな日にお風呂につかれるのは本当に極楽じゃ。身も心も温まった体を包むために今日はベッドメイキングに徹した。本の少しばかりの愛情を込めてね。クリスジョウ
ふれあいホスピタルでは?だまざまな疾患で入院されている患者様ばかりである。中でも一番気がかりなのはご自分の自由意志で身体の動きを制御できない患者様。ベッドのうえで常に暴れている。そんな患者様のみの安全を確保すため、病院はやむなく拘束する。人が人を梗塞するのはいかがなものか。時代は21世紀にもなるのに人を人として対応できないには病院の怠慢ではないか。クリスジョウ
ふれあいホスピタルでは患者様全員入浴介助だがひとりだけご自身でお風呂に入る人がいる。他の患者様とは違ってご自身で身体を洗えるから。一人はいいね。せかされることなくマイペースでお風呂を楽しめる。ただ、患者様なのでケガをしないように見守りだけは欠かせません。また、万が一入浴中に気分側るるなるといけないので一様最初から最後まで付き添いをする。お手伝いは背中を流すことと脚を洗って差し上げることだけ他の入浴介助と違い、ひとりぼっちだからゆったりとはいれることがメリット。わがままもいえるしね。機能初めて付きそうではいったけど、ほんとにゆったりできて心地よさそうだった。クリスジョウ
老いること。昨日までできたことが出来なくなる。機能まで理解できたことが理解できなくなる。機能までアドバイスできたことができなくなる。現役時代は企業戦士戸まで言われた自分は、だんだん廃人になるような気がして。そんな自然の摂理に抗って来た。無理だと認めるのに十年かかった。若い衆に指図され、怒られ、あしらわれ、人生百年というけれど。クリスジョウ
今日は一日入浴介助に身を捧げた。不思議なことにみんなシャワー浴くが大嫌いだ。長い月日をベッドで過ごす訳だが、とにかく病衣を抜くのに躊躇する。次回の入浴介助までにパラダイム変換をしておかなければ。気持ちいいんだよシャワーって。クリスジョウ