スタートアップ買収で減税 取得額25%控除案、来年度改正―政府検討
スタートアップ買収の際に買収する側の法人税を軽減する税制改正を政府が検討しているという記事。
「大企業がM&A(合併・買収)でスタートアップの過半の株式を取得した場合などに、取得価額の25%を課税所得から控除する案を軸に検討している。11月以降に本格化する与党税制調査会の議論で具体案の調整が進む見通しだ。」
税効果会計では、繰延税金負債を計上するのでしょうか。取得の会計処理上は、いきなり25%を損失計上するわけにはいかないでしょうから、会計と税務とで差が出てきます。それとも、株式の売却時期は予測不能なので、当初は、税効果は認識しないのでしょうか。
そもそも、大企業の傘下に入ることをことさら優遇するような制度が妥当なのかということが疑問ですが...。