南アフリカのズマ大統領が、汚職疑惑などで辞任を表明したという記事。
「2009年から大統領職にあるズマ氏には、複数の汚職疑惑が向けられている。」
「14日早朝には、警察によるグプタ家の強制捜査と逮捕があった。グプタ一族に対しては、ズマ大統領との近い関係を利用し政治的影響力を行使したとの疑いがかけられている。ズマ氏とグプタ家の両方が不正行為を否定している。」
南アフリカ・ズマ大統領が辞任 退陣圧力の与党歓迎(日経)
「ズマ氏が就任した当時の南アは、ブラジル、ロシア、インド、中国とともに「BRICS」の一角として注目されていた。だが身びいきや官僚主義、汚職が横行。資源価格の下落も響き、2期目になると経済の低迷が鮮明になった。市場は経済改革に意欲的なラマポーザ氏の手腕に期待し、過去3カ月で通貨ランドが大きく上昇した。
南アの警察は14日、ズマ氏に近いインド系の富豪グプタ家の住宅を強制捜査。一族はズマ氏との関係を利用し、政府との契約などビジネス上の利益を不法に手にした疑いが持たれている。汚職捜査の手はズマ氏自身に及ぶ可能性がある。」
グプタ家との癒着に関しては、現地KPMGも調べられています。不正行為は認めていないようですが、事務所の幹部が総退陣しています。
↓
当サイトの関連記事
最近の「その他不正」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事