新日本有限責任監査法人は、アーンスト・アンド・ヤング・アドバイザリー株式会社の設立を発表しました。
「経営のさまざまな側面におけるアドバイザリーサービスを提供し、業績向上のための企業革新を強力に支援いたします」とのことです。(もしかすると、顧客第1号として監査法人自体を見てもらった方がよいかもしれません。)
従業員の人数などの情報が全くないため規模はわかりません(資本金は5000万円)。どういうルーツの会社かもわかりませんが、たぶん、全く新規に立ち上げた会社ではなく、監査法人からのアドバイザリー部門の分離なのでしょう。
そうすると、監査法人の売り上げは大幅に減少するのかもしれません。また、アドバイザリー業務を伸ばすためには、リストラ中の監査部門から切り離した方がよいと判断したのでしょうか。
他の大手法人にも、アドバイザリー部門の再編の動きがないかを、ホームページで見てみると、トーマツが8月に系列会社の合併を行っています。合併後の人員数は816名、資本金は2億円となっています。
2010.08.26 トーマツグループ 経営コンサルティング4社の合併について
地域ごとに別会社となっていたのをひとつの会社に統合したようです。
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