会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

事業見直しで2億円削減もコンサルに1.3億円支払い 兵庫・西宮市(毎日より)

事業見直しで2億円削減もコンサルに1.3億円支払い 兵庫・西宮市

兵庫県西宮市がコンサルを使って事業の見直しを行ったところ、約2億円の経費削減効果に対し、コンサルへの報酬が約1億3400万円もかかる予定という記事。

もともとそういう契約だったようですが...

「市は2023年7月、外部の視点から事業を見直すため、提案内容を総合評価する「プロポーザル方式」で事業者を公募。ボストン・コンサルティング・グループ合同会社(東京都)を選んだ。委託金額は2970万円。さらに、コスト削減した額の50%(上限4億円)を上乗せで支払う成果連動型の契約だった。

コンサル会社への事前ヒアリングから見直しの対象とした事業は、施設管理や清掃・警備などの委託料▽情報システムの使用料や賃借料▽消耗品費など――の計約80億円。この1割となる最大8億円を削減目標とした。

ところが見直しを始めると、複数年契約の事業は中断すると違約金が発生するため対象外に。既に適正単価で見直し効果の低いものも判明し、対象は10億円規模に縮小した。その結果、削減効果は想定を下回る約2億870万円になる見込みとなった。」

ボストン・コンサルティングがこういう細かい仕事をやっているとは...

見直し内容も書いてありますが、そんなに高度な検討が必要なものではなさそうです。

監査法人系のコンサルが同じような業務をやった場合はいくらぐらいになるのでしょう。

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