会計制度委員会研究報告「補助金等の会計処理及び開示に関する研究報告」(公開草案)の公表について
(研究報告で公開草案を出すというのはあまりないような気もしますが)日本公認会計士協会は、会計制度委員会研究報告「補助金等の会計処理及び開示に関する研究報告」(公開草案)を、2025年2月19日に公表しました。
「本研究報告は、補助金等に関する会計処理及び開示(圧縮記帳に関する会計処理及び表示を含む。)について、これまでの当協会における調査・研究の結果及びこれを踏まえた現時点における考えを取りまとめたものである。 」(報告書3ページ)
また、「会員が補助金等に関する会計処理及び開示(圧縮記帳に関する会計処理及び表示を含む。)を検討する上での一助となる資料として意義がある」(同上)としています。
全53ページの報告書です、全32ページの「参考資料」も公表されています。
以下のような内容です(目次より)。
「参考資料」より「提言」の部分。
会計基準を整備すべきという主張ではなく、さしあたり、開示充実で対応したらどうかという考え方のようです。