「ESG情報開示研究会」という団体(現在 108 の企業、機関投資家、監査法人、官公庁などが参加しているそうです)が活動報告を行い、非財務情報開示のあり方について提言したという記事。
提言は、企業、投資家、基準設定団体向けに分かれていますが、そのうち企業向けは...
「■企業に向けた提言
1)企業は自社固有の長期的な価値創造ストーリーを説明することが求められる。
2)企業は自社がどのような価値を重視しているのかを、企業自らの言葉で明確に表現すべきである。
3)マテリアリティは、企業が重視する価値に従って、企業へのインパクトと企業にとって重要なステークホルダーへのインパクトも考慮して特定されるべきである。
4)企業は特定したマテリアリティの価値創造に与える影響を明らかにすべきである。
5)企業が長期的な価値創造ストーリーの実現に向けて設定する指標は、企業自らが設定するとともに、設定に至った考え方や指標の見方を分かりやすく説明することが求められる。
6)企業が長期的な価値創造ストーリーの実現に向けて投資家の共通認識となっている指標を選定しない場合は、その理由を説明することが望ましい。
7)非財務情報の在り方について企業は投資家と積極的にダイアログを行い、投資家が必要としている非財務情報を理解し開示に努めるべきである。」
詳しくはこちら。
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ESG 情報開示研究会「活動報告と提言」-世界をリードする高質な開示をめざして (PDFファイル)
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