米国FASBが法人所得税(日本であれば法人税等)の会計基準の解釈指針を公表したという記事。
Accounting for Uncertainty in Income Taxes(法人所得税の不確実性に関する会計)という指針です。企業はできるだけ自社に有利になるような税法解釈を行い、それに基づいた申告を行うわけですが、それが税務調査で100%認められるわけではありません。税務申告は会社の責任で行うわけですから、会社がどういう解釈をとろうと、そのこと自体は否定できません。しかし会社の税法解釈があまりに無理なものであれば、会計処理上は認めるべきではないでしょう。従来はそうした税務の不確実性に関する実務が統一されていなかったため、新しく指針を公表したということのようです。
Summary of Interpretation No. 48 Accounting for Uncertainty in Income Taxes—an interpretation of FASB Statement No. 109 (Issued 6/06)
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