最近の監査人交代事例です(2024年2月27日・28日発表分)。
1.イメージ・マジック(東証グロース)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
新日本→史彩監査法人、の交代です。
「当社の事業規模に見合った監査対応及び監査費用の相当性を総合的に勘案した結果」とのことです。
現監査人の就任年は、2021 年です。
史彩監査法人といえばこの本。
2.ベビーカレンダー(東証グロース)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
東陽監査法人→爽監査法人、の交代です。
「M&A などによる当社の事業規模の拡大に伴いここ数年監査報酬が増額傾向にある中で、M&A 等による先行投資を行う当社の財務状況を鑑みて、当社の企業規模に応じた監査報酬水準を維持できることに加えて、現在の監査品質を維持することが期待できることなどを総合的に勘案した結果」とのことです。
事業規模が拡大すれば、監査報酬が増加するのもしかたがないような気もしますが...
現監査人の就任年は、2020 年です。
3.フ ル テ ッ ク(東証スタンダード)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
監査法人銀河→三優監査法人、の交代です。
監査継続年数などを理由にしています。
「監査継続年数が長期にわたっていることから、当社の事業規模や経営環境を踏まえた新たな視点での監査を期待し、三優監査法人を当社の会計監査人候補者に選任するものであります。」
現監査人の就任年は、2014 年です。