当サイトでも何度も取り上げたテラ(東証スタンダード)の役員人事に関する記事。女性タレントの配偶者が役員候補に挙がっていたのを、東証がだめ出ししたのだそうです。
「コロナ新薬を呼び水に、30億円もの株価操作をした疑いで警視庁による逮捕者が続出した経済事件。その舞台となった医療ベンチャー「テラ」が、またしてもひと悶着を起こしていた。
同社は東証スタンダードに上場する企業として、先月28日に新任役員人事のIRを発表したが、その文書はおかしなことに、役員就任案の〈取り下げ〉と書かれていたのだ。
さる証券会社幹部が言う。
「テラは新任役員候補として、医療やITに詳しい人物たちを推薦したのですが、東証からダメ出しを食らってしまった。その中の一人に、南野陽子の旦那さんがいたというわけです」」
こんなところにもあの八田教授のコメントが...
「企業ガバナンスに詳しい青山学院大学名誉教授の八田進二氏によれば、
「今回のように、東証が自主規制法人に依頼して上場企業を調査するのは異例中の異例ではないか。たしかに書類の提出期限が急な点は否めませんが、東証サイドも市場の信頼を失墜させないためには不可欠だったのでしょう。4月に東証はこれまでの1部や2部といった市場区分をプライムやスタンダードなどに変更したばかりで、新市場にテラを残した矢先に再び不祥事が起きては、他社や投資家に示しがつかないと考えた結果だと思います」」
第 18 期定時株主総会付議議案の一部取り下げに関するお知らせ(3月28日)(テラ)(PDFファイル)
代表取締役の異動、役員候補者選任の経緯及び略歴に関するお知らせ(3月28日)(テラ)(PDFファイル)
取締役の選任に関するお知らせ(3月29日)(テラ)(PDFファイル)
あらた監査法人出身の若い会計士(1990年生まれ)が社長になったようです。
勇気があります。まねできません。
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