子会社におけるメキシコ税務当局からの更正決定通知の受領及び当社対応について(PDFファイル)
ジーテクト(東証プライム)のプレスリリース(2024年8月8日)。
メキシコ子会社において、メキシコ税務当局から約21億円の追加納税を命じる通知(不服申立てを却下するもの)があったとのことです。
「当社のメキシコ子会社であるG-TEKT MEXICO CORP.S.A. DE C.V.において、2021年12月期に係る税務申告に関し、2023年10月20日にメキシコ税務当局より追加納税を命じる更正決定通知を受領しました。
本通知の内容はメキシコ税法に反する不合理なものであることから、同年12月1日に当局に対し更正決定について争う不服申立てを行い、今般、2024年7月2日に不服申立てに対する当局の決定内容を通知する決議書を受領しました。
不服申立てに対する当局の決定の内容は、当方の主張を大筋で却下し、264百万メキシコペソ※(約21億円)の納付を引き続き求めるものであったことから、当社として到底承服することができないものであり、不服申立ての正当性を改めて主張するため、当社は2024年8月8日開催の取締役会において、当局の決定について争う訴訟を提起することを決議しました。」
損失処理はしていないそうです。
「なお、当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績への影響については現時点で合理的な見積りは困難であることから、引当金等の計上は行っておりません。」
同じ8月8日に公表された2025年3月期 第1四半期決算短信(PDFファイル)をざっとみたところ、この件については、特にふれていないようです。