会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

倫理観の低い従業員をマネジメントする法(ダイヤモンドオンラインより)

腐ったリンゴは例外ではない:
倫理観の低い従業員をマネジメントする法


経営心理学(そういう分野があるそうです)の教授による、倫理観の低い従業員をどうマネジメントすべきかについての6つの助言。

以下の6つが挙げられています。(「 」内は説明からの抜粋)

1.従業員エンゲージメントを高める

「倫理観が低い従業員であっても、仕事に満足していれば道徳的に振る舞う可能性が高い。従業員を疎外すると、当人が誠実さを備えていても倫理観の放棄を促しやすい。」

2.リーダーみずからが範を示す

「従業員はリーダーの道徳的な水準を見て、組織の倫理性を判断する」

3.倫理的な同僚と組ませる

「ピアプレッシャー(周囲からの圧力)は反社会的な振る舞いの源であるように思われがちだが、倫理的な行為を呼び起こす効果もある。」

4.倫理指導に投資する

「倫理的な選択(内部告発など)を支援するプログラムを公式に実施している企業では、非生産的な振る舞いや不正行為の発生率が減少し、従業員の満足度も向上するという」

5.誘惑を減らす

「オスカー・ワイルドはかつて、「田舎ではだれもが善人になれる。誘惑が何もないから」と言った。」

6.利他的な文化を育む

「思いやりの文化は非倫理的な勤務態度を抑制し、利己的な文化はその反対の効果をもたらす」

この記事では、「マネジメントの世界は通常、「従業員は概して倫理的であり、"腐ったリンゴ"は例外的な存在で見つけ出すのもたやすい」という幻想の下に動いている」とみていますが、日本企業も同じでしょう。
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