行動変容促せば市場拡大 EYジャパン試算、環境・健康など11兆円
行動経済学に基づき、政府や企業が人々の行動変容を促せば、大きな市場が生まれるという試算を、EYジャパンが公表したという記事。
「政府や企業がうまく人々に行動変容を促せば、環境や健康といった8分野で計11兆円分の市場拡大余地がある――。大手監査法人グループのEYジャパンが行動経済学の知見に基づく独自モデルを開発し、試算した。政府への政策提言や企業向けの経営コンサルティングに生かす。」
環境分野で2兆6300億円、健康に関して1兆円など、新市場を生み出すことができるのだそうです。
(本当かな?)
EYからプレスリリースが出ています。
EY Japan、行動経済学・心理学による社会課題解決型の行動促進で創出される市場規模は約11兆円強と試算
「EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡、以下EYSC)は、行動経済学・心理学など行動科学を活用し、健康増進、環境配慮、エシカル消費、老後資産形成、保険加入、デジタル活用、ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス(DE&I)、ワークライフバランス充実など社会課題解決型の行動を促した際に生み出すことができる市場規模が、11兆1229億円であるという結果をまとめました。また、この試算*1 を受け行動経済学・心理学を起点とした経営コンサルティングサービス「BX Strategy (Behavioral Insight Transformation Strategy)」を本格化します。」