会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

監査の品質向上へデジタル技術駆使、若手人材育成に工夫「やらされ感無くす」(日経ヴェリタスより)

監査法人トーマツ包括代表観恒平氏—監査の品質向上へデジタル技術駆使、若手人材育成に工夫「やらされ感無くす」(記事ではなく日経ヴェリタスのホームページへのリンクです。)

監査法人トーマツ包括代表へのインタビュー記事。「デジタル技術の駆使や若い人材の育成により、より高品質な監査を目指している」とのことです。

そのうちデジタル技術活用については...

「一昔前は監査先の企業から資料をもらいそれを会計士が一つ一つ分析することが一般的だった。そんな中、監査法人トーマツではデジタルの力を積極活用している。一例を挙げれば「オーディット・アナリティクス」と呼ばれるビッグデータを活用したサービスの導入だ。担当企業の財務データを電子化することで、企業の担当者ごとの粗利率や連結のグループ間の取引が一目で分かるようになる。

「時間や手間を軽減できるようになる上、異常な数値が示されれば不正リスクの発見にもつながる」という。2012年から導入し現在は280人体制で運用し、小売業を中心に300社の監査の現場で実際に活用されている。「今後もできる限り導入を増やしていきたい」と意気込む。」

前任者が辞任した経緯(独立性違反だったのでは?)や、文芸春秋4月号が指摘している東芝の監査人対策にトーマツが関与していた疑惑についても、聞いてほしかったです。(肝心なことをあえて聞かないというのが日経らしいともいえますが)

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