もうけの仕組み|監査法人/大学/行政 監査法人は独特の制度、大学は国立と私立で差
東洋経済オンラインの「徹底図解 もうけの仕組み100」という記事のひとつ。
監査法人の仕組みが図解されています(あずさ監査法人を取り上げている)。
特に目新しい情報はありませんが、あずさがグローバル組織に39億円のロイヤリティを支払っているというのが図示されています(この金額は同法人の計算書類の付属明細書(業務費用の明細)に書いてあります)。
「大手監査法人と提携先のグローバル会計事務所とは、フランチャイジー(FC加盟店)とフランチャイザー(FC本部)の関係にすぎず、資本関係はない。」
フランチャイズも本部の力が強い場合とそうでない場合があるようですが、監査法人はどちらなのでしょう。
監査法人には会計士しか出資できなかったり、外国の大手とFC契約を結んでいるなど独特のエコシステムが存在します。2月20日発売の「週刊東洋経済」では、100業界の「もうけの仕組み」を徹底図解。監査法人や大学、行政の業界の記事を無料会員向けに一時公開します。https://t.co/Nij9jDgm9M
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) March 8, 2023
細かいことをいうと、監査法人には会計士しか出資できないというのは、誤りです。特定社員の制度があり、会計士以外でも、監査法人の社員となることは可能です。ただし、人数(割合)に制限があったと思います。