準大手ゼネコン「西松建設」の現在の社長が、裏金工作について黙認していた疑いが強いという推測記事。
「国沢社長は、平成7年から社長に就任した15年までの間、人事や経理部門を統括する管理本部(旧事務本部)の本部長を務めていた。管理本部は海外にある裏金口座の引き出しを指示していたとみられており、同社が海外で裏金作りを始めた時期に、管理本部のトップを務めていた国沢社長は、裏金工作について認識していた可能性が高い。」
現行の監査基準では、監査人は経営者に対して、会社に関係する不正を防止発見する内部統制や、不正の有無について、質問することになっています。こういうマスコミ報道がある以上、西松建設の監査人はこの裏金問題について、社長に聞くことになるのでしょうか(あくまで会計不正の観点からのインタビューになりますが)。10億円以上の裏金ともなると、とるに足らないものとして無視するわけには行きません。
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