アクティビストが小林製薬に100億円超の提訴請求 不祥事で社外取締役に責任追及
小林製薬とその社外取締役らが(強欲?)アクティビストのターゲットになっているという記事。
「小林製薬が、アクティビスト(物言う株主)で香港系投資ファンドのオアシス・マネジメントと対決の様相を強めている。オアシスは小林製薬が発行する株式の7.5%を保有する大株主である(2024年11月19日時点)。小林製薬の麹(こうじ)原料による健康被害問題を追及し、新たな3人の社外取締役と、会社法が定める調査者の選任を求め、小林製薬に臨時株主総会の開催を要求していた。」
「オアシスが攻撃の矛先を向けるのは、一橋大学名誉教授の伊藤邦雄氏やイー・ウーマン社長の佐々木かをり氏など4人の社外取締役である。オアシスは、食品衛生に知見を有する者がおらず、社外取締役が適切な監督を怠ったと主張する。
不祥事を起こした企業に社外取締役の交代や再調査の要求を迫るのは、アクティビストの常とう手段である。...
調査者の選任は、東芝の不正会計問題でも見られた手段だ。21年3月に開催された臨時株主総会でアクティビストのエフィッシモ・キャピタル・マネジメントが求めた調査者が選任された。東芝はその後、アクティビスト側に近い社外取締役を送り込まれるなどして、23年12月に非上場に追い込まれた。非上場化の買収総額は約2兆円に上り、アクティビストは多額の売却益を手にした。
オアシスは、小林製薬の監査役に対して、社外取締役を含む7人の旧経営陣に損害賠償を求める提訴請求をしたことも明らかにした。オアシスが見積もる損害額は合計約110億円である。小林製薬が請求を拒否した場合、オアシスは25年1月下旬に株主代表訴訟を提起できる。」
社外取締役まで責任追及されるのは気の毒ではありますが、伊藤教授の場合はアクティビストを招き入れるような政策を推進する側でしょうから、あまり同情できません。
株主による臨時株主総会の招集請求に関するお知らせ(小林製薬)