約8200万円の損害…ギフトカードなどを転売目的で発注 スポーツジム運営会社への背任罪で元従業員に有罪判決（熊本放送配信）
スポーツジムの運営会社の元従業員（40歳）が、会社に約8200万円の損害を与えた背任の罪で、執行猶予付きの有罪判決を言い渡されたという記事。
「判決によりますと、××被告は2024年3月から9月にかけて、熊本県内などでスポーツジムを運営する広島市の会社に「顧客へのギフトカード代金」などとうその報告をして約8200万円を支払わせ、会社に損害を与えました。
1月8日の判決で熊本地裁の鈴木和彦（すずき かずひこ）裁判官は「被害額は高額であり、転売目的で多数回にわたってギフトカードなどを発注したもので、犯行態様は悪い」とする一方、「すでに示談が成立している」として、懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。」
ギフトカードは、カネと同じと考えて管理しないといけないのでしょう。
逮捕時の記事。
「投資で金もうけしたかった」 ギフトカード大量購入、8千万円背任疑いで逮捕（2024年9月）（産経）
「逮捕容疑は、熊本市にある営業所の事業課長だった昨年3～9月、虚偽報告を15回にわたり繰り返し、1万数千枚分のギフトカードなどの代金を勤務先に支払わせて、損害を与えたという。
県警によると、ギフトカードは同市内の買い取り店に売却し、売上金を外国為替証拠金取引（FX）などに使っていた。」
こちらの事件は、被害額がものすごく大きいというほどではありませんが、犯人がロシア人というのが珍しい。
富山市の船舶代理会社から１１６１万円あまりを横領した疑い ロシア人の経理担当の男を逮捕（Yahoo）（富山テレビ配信）
こちらも40歳の男です。
「スヴァシェーンコ容疑者は２０１８年９月上旬から２０１９年１月までの間、経理担当として勤務していた富山市の船舶代理会社の口座から自分名義の口座に複数回にわたりあわせて１１６１万円あまりを振り込み、横領した疑いが持たれています。
会社の関係者がおととし４月に警察に相談し、着服が発覚しました。」
警察の調べに対してスヴァシェーンコ容疑者は「話すことは何もない」と話しているということです。」
