バスケットボールのアジア大会日本代表選手が新日本有限責任監査法人に入社したという記事。
「今後もトヨタ自動車の嘱託社員として練習前やオフなどの時間に、非常勤で公認会計士登録に必要な2年間の実務経験を積む。」
公認会計士資格取得のための実務経験が、バスケットボール選手の片手間でよいとは知りませんでした。
また、トヨタ自動車に所属しながら、監査法人で監査の実務経験を積むというのも引っ掛かります。大手監査法人ですから、トヨタのライバル企業やトヨタと取引のある企業もクライアントにあるはずですが、問題はないのでしょうか。
もちろん、トヨタ自動車を退職後に、監査法人で実務経験を積んで会計士資格を取得するというのであれば、全く問題はなく、会計士業界としても、優秀な人材が入るわけですから、歓迎すべきことです。
いずれにしても、新日本は昨年、会計士400名のリストラをやったばかりであり、こういうニュースがあっても、法人の好感度向上はあまり見込めないでしょう。
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