野村ホールディングスが、半期報告書に、事業のリスクとして「役職員による顧客への犯罪行為」を新たに加えたという記事。
「14日付で提出した2024年4ー9月期の半期報告書で、「事業等のリスク」のうち、6月に公表した有価証券報告書に記載のあった「役職員または第三者による不正行為や詐欺」に関するリスク内容を追加した。
具体的には、役職員による上限額を超えた取引、限度を超えたリスクの負担、権限外の取引や損失の生じた取引の隠蔽(いんぺい)に加え、新たに「顧客に対する犯罪行為や違法行為等の不正行為」が、野村HDのビジネスに悪影響が及ぶ可能性があると説明した。
また、米証券取引委員会(SEC)に提出した英文の半期報告書でも、役職員または第三者が当社の事業に悪影響を及ぼす不正行為をするリスクは常に存在する、と盛り込んだ。不正行為には、顧客またはその家族に対する犯罪やその他の不法行為が含まれるとも記した。」
半期報告書(PDFファイル)を見てみました。
これを読んでも、強盗雑人未遂や放火まで思い浮かべる人はいないでしょう。