最近の監査人交代事例です(2024年11月21日発表分)。
1.デジタリフト(東証グロース)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
あずさ→和泉監査法人、の交代です。
監査報酬が理由のようです。
「経済状況を背景とした会計監査人の監査報酬の高騰の状況のなかで、これまでの当社の監査報酬も年々増加し今後も増加の見通しとなることから、当社の今後の事業展開や事業規模に見合った監査対応及び監査報酬について総合的に検討した結果、会計監査人を見直すべきであると判断いたしました。」
現監査人の就任年は、2019 年でした。
2.MTG(東証グロース)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
PwC Japan→mc21監査法人(京都に事務所がある2023年に設立したばかりの法人です)、の交代です。
「新たな視点に立った機動的な監査が期待できると判断した結果」とのことです。
mc21監査法人を選任した理由。
「当社の監査等委員会がmc21監査法人を会計監査人の候補者として選任した理由は、当社の今後の経営環境等を踏まえ、新たな視点に立った機動的な監査が期待できること、事業規模に適した監査報酬水準であること等を総合的に勘案した結果、当社の会計監査人として適任であると判断したものであります。」
現監査人の就任年は、2019年でした。