会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

1日10時間以上の猛勉強で2つの難関突破 公認会計士試験に合格した将棋棋士・船江恒平さん(産経より)

1日10時間以上の猛勉強で2つの難関突破 公認会計士試験に合格した将棋棋士・船江恒平さん

プロの将棋棋士として活躍しながら、公認会計士試験に合格し、監査法人で実務経験を積んでいる最中の人を紹介する記事。

「「多才」という言葉がぴったりな人だ。将棋棋士の船江恒平六段(36)。詰将棋への造詣の深さは有名で、透明感のある文章で書かれた観戦記はまるで小説を読んでいるよう。イベントなどで場を盛り上げるトークも冴(さ)えわたる。そんな関西の人気棋士に一昨年、新たな経歴が加わった。合格率約10%という難関の公認会計士試験をクリア。現在、対局など棋士としての仕事をこなしながら、監査法人で公認会計士になるために必要な実務経験を積む多忙な日々を送る。」

受験のきっかけは...

「2度の棋戦優勝を果たすなど順調に棋士人生を歩むが、タイトル戦に出場するようなトップ棋士との差は自覚せざるを得なかった。「50歳の自分が、情熱を傾けて将棋の勉強をしている姿がイメージできませんでした」

30歳を過ぎた頃、将棋以外のことを勉強したいという思いが強まる。ここで踏み切らなければ、一生変わらないと一念発起。「やるからには難しく、将来役に立つものをと思って、公認会計士を選びました。監査法人が何かも知らなかったのですが」とはにかみ、「挑戦するのが好きなんです」と少し誇らしげな表情を見せた。」

短答式と論文式、どちらも一発合格だったそうです。

「最近、船江さん以外にも二刀流や二足のわらじに挑戦する棋士が増えている。麻雀プロ、ソフトウェア開発会社の社員…。「かつては将棋以外のことをするのは受け入れられない傾向がありましたが、自分を活(い)かせる場を増やそうとする人が出てくるのはいいことだと思います」

将棋棋士と公認会計士。類例のない組み合わせには自負もある。「挑戦してよかった。将来的に2つを活かしたことができれば」と夢を描く。」

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