帝国データバンクが上場企業の2021年上半期の監査人異動状況を調べた記事。
173社が異動を発表したそうです。
「2021年上半期(1月~6月)に会計監査人(監査法人)の異動に関する適時開示を行った上場企業は173社となり、前年同期(111社)比で55.9%増となった」
「規模別異動動向では「大手」から「中小」が73社(構成比42.2%)で最多」
就任・退任監査法人の上位10位までが、表になっています。
退任で多いのは、大手が中心です(新日本51社、トーマツ46社、あずさ18社)が、それらに混じって、監査法人元和が10社と上位に食い込んでいます。
就任数上位は、準大手や中小が多いので、退任よりばらけています。太陽、あずさ、仰星などに混じって、城南公認会計士共同事務所が8社と、あずさと並んで2位を占めています(1位は20社の太陽)。
異動理由は、調査における分類の仕方が疑問です。「監査報酬」や「継続監査期間」が区分されておらず、「「事業規模・監査機関に即した監査対応」が 139 社と最多」という結果になっています。
金融庁のガイドラインにおける交代理由の例についてはこちら。
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