会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

申告漏れ:第三銀行が4億5000万円 名古屋国税局指摘(毎日より)

申告漏れ:第三銀行が4億5000万円 名古屋国税局指摘

三重県の第三銀行が国税局から、約4億5000万円の申告漏れを指摘されていたという記事。

「関係者によると、第三銀行は、2011年から預金管理などの新システムの導入を進め、今年1月から稼働した。12年と13年の3月期に、これらの支出を費用として計上した。しかし、国税局は税務上の資産にあたると判断し、申告漏れと指摘した。」

新しいシステム導入のための費用なのか、既存システムのメンテナンスなのか、微妙な点があったのでしょうか。

第三銀行が4億円超の申告漏れ システム移行費で国税指摘(産経)

「関係者によると、第三銀行は23年から預金などの顧客データを新システムに移す作業を実施。24、25年の3月期にシステム開発業者に支払った「計算委託料」を費用として計上した。

 だが、委託料にはノウハウの提供などに絡む一時金が含まれ、国税局は支出の効果が1年以上に及ぶと判断。課税対象の「繰り延べ資産」に当たると指摘したもようだ。」

「顧客データを新システムに移す作業」だけなら経費でよいが、別のものが入っていたのでだめということでしょうか。
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