名証「セントレックス」に上場していた「富士バイオメディックス」が粉飾決算をしていた疑いが強まり、東京地検特捜部が立件するという記事。
「関係者によると、同社は平成19年5月期の有価証券報告書で、売上高を水増しするなどの手口で十数億円規模の粉飾をした疑いが持たれている。粉飾決算により、連結当期純利益が赤字だったにもかかわらず、約3億円の黒字に見せかけていたとみられる。」
「粉飾アレンジャー」もいたそうです。
当サイトの関連記事、その2
2008年の破たん時から粉飾の疑いが指摘されていました。
富士バイオを強制捜査へ、取引先が粉飾指南か(読売)
「同社ではこの数年前から、架空取引による粉飾を続けており、旧経営陣は07年春、監査法人の調査で粉飾が指摘されることを懸念し、取引先の東京都内のコンサルタント会社社長に相談。社長は07年5月期の粉飾や、過去の不正を隠すための経理処理などを指南したという。社長は、読売新聞の取材に対し、「(粉飾を)頼まれて手伝ったのは確かだ。監査法人が交代したため、バイオ社の役員は粉飾の発覚を恐れていた」などと証言している。」
これもコンサル業務のひとつなのでしょうか。
また、交代前の監査人は立つ瀬がありません。
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