転ばぬ先の「サイバー査定」 KPMG系、依頼2倍増 情報漏洩リスクを金額で評価(記事冒頭のみ)
M&Aなどの際の「サイバーデューデリジェンス」が注目されているという記事。
「M&A(合併・買収)に乗り出す前に情報漏洩などの可能性を調べる「サイバーデューデリジェンス(査定)」に注目が集まっている。買収先が抱えるリスクの大きさを金額で評価する会計監査大手KPMG系のサービスは2022年の調査依頼が前年の2倍に増えた。産業界ではリスクを見極めて事前に対策を打ち、「転ばぬ先の杖」とする動きが広がっている。」
記事中のKPMGのパートナーのコメントによると、2022年のサイバーデューデリの依頼は前年から倍増し、数十件になったそうです。
実際の例としては、米国のベライゾンが米ヤフーを買収した際に、10億人超の個人情報漏洩が発覚し、買収額が見直された事件などを取り上げています。米ホテルチェーンの買収では、買収後に買収前からのシステム不備を突かれて、個人データ流出が起きたということもあったそうです。
KPMG関連のおもしろいプレスリリース。
KPMGコンサルティング、在宅勤務社員の食事環境の充実に向けて宅配ミール購入プログラムを導入(KPMG)
「KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、在宅勤務時における社員の食事環境の充実と社会貢献活動の推進を目的に、宅配ミール購入プログラム「ミール・フォー・グッド」を導入しました。」
「KPMGコンサルティングでは、社員一人ひとりのライフステージや日々の業務内容に合わせた多様な働き方の実現を目的に、社員の在宅勤務に回数の上限を設けず、社員が「最適な就業場所」を自由に決定することができるワークスタイルを採用しています。その一方で、一部の社員においては在宅勤務時の昼食メニューの偏りや自炊の手間の問題が生じており、社員の食事環境の充実に向けた取組みを検討していました。
この度導入する「ミール・フォー・グッド」では、社員の「健康」と「利便性」、「環境負荷の低減」「社会問題の解決」の4つに寄与することをコンセプトに、社員が購入した冷凍宅配ミールの売上の一部(1食あたり約120円)を、セーブ・ザ・チルドレンの日本の子どもの貧困問題解決事業に寄付します。」
昼食が毎日冷凍食品というのも寂しい。