会計監査人から退任したい旨の申し出を受けたというAKIBA ホールディングスのプレスリリース(8月2日付)。
現在の会計監査人は優成監査法人、後任は未定です。
「理由及び経緯」より抜粋。(元)役員による不正があったため慎重になっているようです。(第 35 期は2017年3月期)
「当社は、優成監査法人に対し、第 36 期事業年度の監査契約の締結に向けて、平成 29 年3月下旬頃より、第 35 期及び第 36 期事業年度の会計監査人への報酬について打診しておりましたが、その交渉の最中に、本件不正行為が発覚いたしました。本件不正行為の発生を受けて、優成監査法人としても、第 35 期についても追加で監査対応を行う必要があるとともに、第 36 期事業年度につきましても、通常の監査内容以上の監査手続きが必要となるため、第 36 期の監査の受嘱については見直したいとの意思表示があり、当社としては引き続き監査を委嘱したく、協議を続けてまいりました。
第 35 期事業年度につきましては、優成監査法人による特別調査及び第三者委員会による調査もあったため、必要な監査手続きが終了しましたが、財務報告に係る内部統制に開示すべき重要な不備を抱える現状に鑑みて、契約の継続が困難である旨の申し出を、本日、優成監査法人より受けました。」
最近の監査人からの三行半としては、アピックヤマダ(監査人はトーマツ)に続く例となります。
(次は東芝でしょうか。)
調査報告書受領、過年度訂正など、関連事項の資料はこちらから。
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その2(AKIBA ホールディングス関連)
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