国税元職員と証券会社元社員に懲役4年求刑 持続化給付金詐欺グループの裁判
国税局元職員らがかかわっていた持続化給付金詐欺事件の刑事裁判の記事。
「東京国税局元職員の××××被告(24)と大手証券会社元社員の××××被告(28)は、おととし7月、コロナで売り上げが減った個人事業主であるとウソの申請をし、国の持続化給付金あわせて700万円をだまし取った罪に問われています。
きょう東京地裁で開かれた裁判で、検察側は2人について「詐欺グループのなかで持続化給付金を効率よく不正受給するために中核的な役割を担った」「給付金制度自体に影響を与える犯行で、被害は金銭的なものにとどまらない」と主張し、懲役4年を求刑しました。」
【速報】コロナ持続化給付金詐欺事件 東京国税局職員を懲戒免職処分(9月22日)(TBS)
「東京国税局の現役職員も加わったグループが新型コロナの持続化給付金総額2億円をだまし取ったとみられる事件で、東京国税局は先ほど、横浜市にある鶴見税務署職員・××××被告(25)を懲戒免職処分としました。」
週刊誌的に深掘りした記事。
〈2億円コロナ給付金詐欺〉「今後は貯蓄や『つみたてNISA』などでコツコツ」22歳美人不動産OLを狂わせた“憧れの元大和証券マン”(文春オンライン)
〈初公判〉パシリになった24歳国税職員、不動産美人OL、元ヤン日体大生…2億給付金「男女7人詐欺物語」(文春オンライン)
こちらは市長の息子が関与した事件。
給付金詐欺容疑で厚木市長の次男ら3人逮捕 1億円の不正受給関与グループのリーダー格か(神奈川新聞)
「国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、神奈川県警捜査2課と保土ケ谷署などは27日、詐欺の疑いで、住所不定、職業不詳の男(45)ら男女3人を逮捕した。
県警によると、45歳の男は2020年5月~同11月、約100人分に当たる計約1億円の不正受給に関わった詐欺グループのリーダー格とみられ、県警が全容解明を進める。」
「45歳の男は、厚木市の小林常良市長の次男。同市秘書課は「現時点では事実確認ができていないのでコメントできない」としている。」
次男逮捕の厚木市長「心からおわび」 会見で深々と謝罪(神奈川新聞)
持続化給付金は、審査の緩さで、多くの人を犯罪行為に引き込んでしまったようです。もちろん、やった本人たちが悪いのですが...。